うろおぼえ立ち読み雑記

週間漫画雑誌等を立ち読みして、気になる作品についてのレビューなどをメインにしていますが、最近は買っているマンガのレビューの方が多いかな。マンガ以外の趣味の話もあります。

おおきく振りかぶって~アニメ化したのね

アフタの中でもひぐちあさは化けたマンガ家だね。
最初男性作家かと思っていたら女性作家だったし、以前の作品を思い返すと(もちろんうろ覚えです)、
「同性愛ネタ」とか「再婚した母が死んで、残された若い父と思春期の子供達の話」とか、
「大学生の先輩後輩が結ばれて、その後別れた彼女が死んで・・・」という話とか、
どれも主人公は華奢でひ弱なイメージが漂う優柔不断っぽい男子だったから、女性が描いているとも考えられるが、そのての男性作家が描いたモノとも考えていた。
でもその実、微妙で繊細な心理描写に多少の違和感を感じている時に、女性作家と解ると女性ならではの描写があることに気付いた。

女性だからダメとか云う訳ではなくて、読者の期待に応えきれない作品に、少々愛想が尽きて・・・
という具合になっていた時には、読むのをためらったりしたのが、
「おおふり・・・」以前の作品の印象。


新連載の時は「えっ!あのひぐちあさでしょ?大丈夫か?しかも野球で?」と思った。
不安に思いながらも読んでみると、以前の作品のイメージとは少し様子が
変わっているように思えた。
「この先の展開はどうなるのか?」という気持ちを読者に抱かせる事ができたのだから
進歩したと思ったものです。


しかも「高校野球」というジャンルで、

「チカラワザ」「豪腕投手」「天才打者」「超人」「魔球」等々・・・。

並外れた規格外優秀優良選手で構成したチーム同士の激突というわけではないストーリー構成が、かなり新鮮なのがよかった。
抜きん出た天才が活躍するのではなく、ごく平凡な高校生がコツコツと積み上げてきた技量で野球をするのだから、「信じられない」事が起こらないところも良い。


野球漫画のカテゴリーで、「天才」「超人」「魔球」「謎の現象」等々を使わずにリアル路線で展開していくのは、たやすい事ではない。
リアル路線を選ぶのならば、野球に関する知識、情報、方法論等の他、
現場の空気、実際の高校球児の実態等を相当取材しなければならない。

細かな取材は生きるものである。作品内のキャラの動きや言動、試合運び等々、リアルを感じる場面は多々あることで、作品としてのチカラは強くなる。

「おおきく振りかぶって」はひぐちあさにとって代表作になることは確定した。
アニメはテレ東系列ゆえ宮城では観れないが、高視聴率を期待します。


蛇足ですが・・・。
「ラスト・イニング」も、「おおふり」みたいにリアルで面白い高校野球漫画です。
が、選手よりも監督の技量を見ているようです。
スポンサーサイト

テーマ:マンガ - ジャンル:アニメ・コミック

アニメ | コメント:0 | トラックバック:0 |
<<いずこも同じ派遣会社・・・。(業務請負含む) | HOME | 週刊少年マガジン~今週号から~講談社?ナントカ賞?>>

この記事のコメント

コメントの投稿















コメント非公開の場合はチェック

この記事のトラックバック

| HOME |