スピリッツ45号・・・「ボーイズ・オン・ザ・ラン」など2007-10-08 Mon 03:39 今週号は月曜日が振り替え休日のためか、前倒しで土曜日に発売&購入。 最初に読んだのは気になる作品、「ボーイズ・・・」からだが、それに加えて気になったのが、 「電波の城」だ。前々から気にはしていましたが、書くのは初めてです。 あの細野不二彦先生の作品です。 他誌連載中の「ダブル・フェイス」ともども、気になる作品になってきました。 先週号では、角館が天宮のカヌーの舟艇に刃物を刺して操船不能に落とし入れ、 カヌーを沈められた天宮達は自力で泳いで角館を追いかけるという展開。 2転、3転としながら盛り上がっていくこの作品、なかなか面白い。 さて、「ボーイズ・オン・ザ・ラン」だ。 ハナも田西もどちらも相手を「好き」というのは変わらない。 それを確認し、改めて2人との距離を縮め、2人の関係をリセット、もしくは再スタートさせるために、 シューマイ先生の導きによって田西はハナを追いかけた。 そして、ハナに会って兎に角伝えなければならない事を、田西はハナに告げる。 「好きだ」と・・・。 展開的には好きだとやや言いかけた時に、バランスを崩してこけそうになったりする。 「オレは」「あなた」「すっ・・」 「好きいいっ、うわあ・・・」 松葉杖を突いているのにも関わらず、片手で手話を混ぜながらの告白・・・?のはず。 こけそうになる田西を掴まえて支えるハナ。 思いは伝わったハズ。 ![]() そして、頬が触れ合うほどに近づいてきたハナに、思わずにやけるスケベ顔の田西の顔が一変する。 衝撃のひとコマは以外ににも小さく描かれていた。 その視線の向こうに見えるものに釘付けとなり、新たな恋路の前に現れたのは、 忘れられない過去。 ![]() ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 ![]() 言葉を飲み込んでしまう瞬間。 表現上でも、ここは言葉は必要ない。 それゆえ、描写だけで語らせるのだから、読者側もこの空気と行間を読まなければならない。 複雑な心境とか、そういう類いの言葉では埋まらない。 頭の中が真っ白になる。という瞬間がこれだ。 過去のヒトに関わるのはまずい、否、関わらず、ハナと前を向いて走れ。 できるだけ振り返らずに前を向いて行く方がいいはずだ。 作者側はどう話を転がすつもりなのか。 泥沼化・・・? ハナの仕事先のからみで久しぶりに登場した「ちはる」と、田西の過去を思い出すために、 ボクはコミックスの最初の方1~3巻を買ってしまった。 最初の方は読み飛ばしてしまったか、読まなかった回とかもありました。 でも、大体の話の流れは覚えていたような気がします。 過去の話では、なんだかんだ言っても田西の事を好きだったちはるだったのに、 今では「ストーカーみたいなヒト」扱いから「ストーカー」に昇格? してしまった過去の男、田西。 この先の展開はちょっと怖い・・・。 サイモンフミ化するのだろうか、この作品・・・。 スポンサーサイト
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