モーニング49号・・・「ひまわりっ」ほか、別雑誌等2007-11-10 Sat 04:31 やっと週末。月曜日のジャンプ・ショックもやや緩和されてきたので、まとめて色々と書きます。 書きそびれたスピリッツ今週号の「ボーイズ・オン・ザ・ラン」から・・・。 多くの読者、ファンの方々の想像通り、予想通りの今回の結末。 完全にハナに田西は殴られたと思った。そして、田西はそれを甘んじて受けるために、 ハナのモーションを見ても避けない。むしろ当たりに行くかのように、脇の松葉杖を外す。 ![]() 当たったのか?と思いきや、寸止め。 ハナは涙を流し嗚咽をこらえる・・・。 ちはるの罠にかかった田西の行為の代償がこれだ。 ちなみに、あれから休校していたちはるを気遣って、ハナがちはるにお世話になった礼儀として送ったメールの返信(画像添付)は、ちはるが田西に送信したふりをしたメールだ。 内容は言わずもがなである。その顛末がこの状況。 また・・・新幹線のホームでの別れのシーンだ。 でも、まだ完全に決定した別れではないので、田西の動向次第で状況は再度動き始めるハズ。 次はモーニングから「ひまわりっ」。 登場人物の相関関係は知っているものとして書きます。(あえて書かなくてもいいか) 元漫研の部長と副部長はそれぞれ大学進学、卒業後フリーターで画材店にアルバイトと、 進む方向は違ったが、アキコ(テレオペレーターを兼業する、駆け出しの新人漫画家)の作品のアシスタントは、高校時代から手伝っている。二人ともBL好きなオタク少女だ。 二人ともオタク同士でつながり、結界を張っているので男子と話すのも苦手という奥手少女。 (裏を返せば、オタク男子にもいえる話である) 前回は大学に進学して一応漫研に所属した元部長が、男所帯の漫研で自分の居場所を作れなくて悩んでいるという話であったが、漫研の部長か誰かがシャアのコスプレ(オーダーメイド)をしてくれた御陰で、話すキッカケをつかんだ元部長は、たちまち水を得て部員との距離を縮める話だった。 その流れ、余波が今回の話に及ぶのである。 大学に入って、新歓コンパで初めて男子と盛り上がり、カラオケに行き居酒屋に行った話題でアキコと部長が歓談しているのを、素直に喜べず置いてけぼりを食らったかのような気持ちにいたたまれない副部長・・・。 自分だけが取り残された気分になっているのは解る。 その日の顛末をアキコが副主任に相談するのだが、副主任の見解は的確だ。 今週の副主任の言葉はどれも的を射て、おふざけもあるが真実がある。 ![]() 高校卒業して、お互いの環境が変わればいつまでも一緒というわけにはいかない。 全てにおいて。・・・放っておいたほうがいい。 なんとかしてあげたくても、なんとかなるような話でもないしね。 お互いが理解し合う事が最善なのではないか。 なによりも、何かに依存する関係をやめて、一人でもなんとかやっていく方法が大事でしょう。 まあ、このあとさらなる急展開がある。元部長さんがアキコ先生の話を大学でしたら、是非仕事場を見学させてもらいたい。と、漫研の部長が言い出し、さらに自前の道具を持って、よければアシスタントとして作品を手伝いたいとの申し出があった。 加えて漫画に必要な背景制作の技術も高レベルときたもんだから、漫画家アキコの気持ちとしては、是が非でも手伝ってもらいたい人物の登場だ。 そして御令嬢(部長の家はお金持ち)と共に現れた漫研の部長。 参考作品を見たアキコと副主任(アシレベルが高い。初期のアキコのアシをした経験あり)は驚愕する。 そして、そんな集まりのなかに副部長が現れて、言葉も無く逃げ出す。 ![]() この漫研の部長さんが暇をもてあましているから手伝いたいという。 そうしてもらえると有難いアキコの脳裏を副部長の存在が駆け巡る。 が、そこにわずかな迷いが生じたのを見抜いた副主任。 「歯ブラシ(副部長のこと)のことは考えるな。 自分の原稿のことだけを考えろ」 厳しいようだが正論だ。アキコも遊びで漫画を描いているわけではない。 本気で漫画家になりたいから描いている。 半ば遊び半分の感覚や甘えは作品の質を下げるだけで、向上することはない。 作品をつくるということはそういうことなのだ。 笑える漫画だが、実にいい教訓を与えてくれた今回の話。 東村アキコ、なかなかやります。 そうそう、アマゾンでもレビューを書いてしまいまして、買うつもりで本屋巡りをしていたら、 3件目でやっと見つけました「ひまわりっ」5巻。 ![]() うわ!・・・ツェッペリン特集ですがな。ロッキンオン12月号。 予定外の出費になりましたが、これは買わんといけないと思いましたね。 しかし・・・何年ブリ?ロッキンオン買うなんて。 10年くらい買ってないかもしれん。渋松対談まだやってんのかな? まあ・・・ただのマンガオタクではありませんから、いちおうね。 おっと・・・最後になりましたが、今週号のヤングアニマルの巻頭・・・だったかな? 水着のね~ちゃんのスケベなグラビアのあとに、「3月のライオン」掲載されていました。 今回は中2の女の子、なんとかちゃん(名前忘れた)の乙女な恋心満載の甘酸っぱいおはなし。 好きな男の子が野球部の4番バッターで、さらに学校中での人気も高いときている。 そしてその子に手作りお弁当を食べさせる、食べさせたいという話を中心にドタバタする。 おもしろいね。こういう、雰囲気は悪くない。 2カットだけ、桐山君のトラウマ的描写がありましたが、基本は一人盛り上がり、一人塞ぎ込みの今回。 はははは・・・可愛いな。 はやくコミックス出して欲しいものです。 スポンサーサイト
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