うろおぼえ立ち読み雑記

週間漫画雑誌等を立ち読みして、気になる作品についてのレビューなどをメインにしていますが、最近は買っているマンガのレビューの方が多いかな。マンガ以外の趣味の話もあります。

月刊アフタヌーン’08年2月号・・・四季賞・秋のコンテストとか

もうすぐ次号発売というのに、先月号の話で申し訳ない。
先月に書きたかったのにうやむやになっていたから、今月号が出る前のこんな時期になりました。
今回の四季賞はなかなか秀作揃いです。なかでも四季大賞受賞作、

「魔女が飛んだり飛ばなかったり」

作・太田モアレ


これは良かった!!
「この世界には13人の魔女が居る」
大昔から魔女は人類を災害から救ってくれた。火星人襲来も1週間で撃退殲滅。
大津波、富士山噴火も阻止。そんな地球規模全人類の偉人ともいわれる、
13人の魔女のうちの一人、ナツオ様を巡る中学生男子とその元彼女、魔女を監視する公安?の話。
もうすぐ彗星が地球に激突する。それを防ぐためにナツオ様を含めた13人の魔女が彗星に突撃し、
この世から居なくなるまでの、繋ぎの時間を中学生の二人と絡めて物語は進行する。

絵柄は正直なところ人並みでアクの強さはないが、堅実でみやすく挿入されるコミカルなシーンも、
なかなか面白い。トータルで見てもストーリーティリングに優れ、読者を引き込むチカラがある。
クライマックスシーンの彗星激突は日本の頭上でおこなわれた。そして最終ページは、
「この世界には13人の魔女が居た」で終わる。

冒頭の「・・・魔女が居る」という言葉を意識すると、最期は「・・・居た」で終わるという事ぐらいは予測できる。
初めに斜めから読んでいたが、徐々にストーリーに引きづり込まれた。
中学生男子とナツオ様の最期の別れのシーンはドライな展開であったが、
それが逆に良かった。そして最期の「この世界には13人の魔女が居た」
という言葉が効いてくる。

面白い。このストーリーティリングのうまさを生かした次回作を読んでみたい。
そんな気にさせた四季大賞作家に期待します。

・・・あとの3作品もなかなか良かったけれど、大賞作品の吸引力の前には絵が上手い、
「日々うつろい」作・谷藤満の作品も霞みますね。
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テーマ:マンガ - ジャンル:アニメ・コミック

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