うろおぼえ立ち読み雑記

週間漫画雑誌等を立ち読みして、気になる作品についてのレビューなどをメインにしていますが、最近は買っているマンガのレビューの方が多いかな。マンガ以外の趣味の話もあります。

「ハチミツとクローバー」コーラス9月号!完全ネタバレで書きます

いや・・・もう・・・コーラスの連載を追ってきた読者なら、完璧に知られているコトです。
あと2~3回は続くのかな・・・などという「ハチクロ」ファンの気持ちとはウラハラにこういう事になってしまいましたね。

みんな書いているコトでしょう。

「ハチクロ」最終回・・・。

長い、長くなる・・・続きを読む
コミックス9巻の話どころでは無くなりました。
「ハチクロ」の映画、アニメ化第二段の記事が特集されている「別冊コーラス」を買ってしまい、読んでいると羽海野先生の発言で、こんなのがありました。
「山田と野宮の関係は、離れてしまいそうになりながらもお互いが近い存在になるようにします。私も山田が好きなので、アユにとって幸せな結末が訪れるようにはしたいです。」(多分こんな内容だったような)
このような発言が頭に残っていまして・・・。
冒頭の部分で、竹本君のモノローグに違いない言葉の後に、山田と野宮が仕事(山崎と姐さんのはからい)で横浜に行き、海辺でデートをしながら話し合う二人・・・。

ええ話しでした・・・野宮はカッコいいスマートな大人です。(『そんな事は知っている!』と言われそうですね・・・)

「一緒にいよう・・・ケンカしてもいいじゃない。ちゃんと話をしよう?・・・全部はそれからだ」グズって泣いているアユと手をつないでハニカミながら言われたこの台詞に・・・。

「さすが・・・やるな野宮・・・」などと思っていたところ、
「これって、別冊の記事になっていた野宮とアユの幸せなカタチやん!」と気付いた瞬間に頭をよぎる「最終回」の三文字・・・。
やっぱり今月で、まさか今月で終わるのか?と思いつつページを繰ってみると、森田兄弟の話に移行・・・。
忍はピーターのスタジオで仕事をする事をカオルに告げる。兄弟の話は割りとシリアスなのにピーターが着ているTシャツのロゴに目がいく。
「帯椀毛延?・・・なんじゃ?」しばし考える、ビームサーベル(ライトセーバー)を持つ大人達・・・。
「ライトセーバー、SW、ハリウッド、ルーカス、CG・・・。タイワン?ケ、のびる?・・・え!オビワン!・・・オビワンケノービ!」
声を上げて爆笑!ツボにはいった!さすが羽海野さんだ。大喜利かよ!

場面かわって引越しの片付けが終わった竹本君・・・竹本君とはぐちゃんの卒業祝いと就職祝い(修復士)の宴がおこなわれ、気まずい雰囲気になりそうな場面で、皆が気を利かせて二人に買い物を頼み、二人だけの会話が桜吹雪の舞うなかで展開される。
この場面の会話は胸に沁みました・・・暖かくなる言葉が良かった。

翌朝、荷物の無くなった部屋を眺め、部屋に会釈しながら出て行く竹本君。この辺りの気持ちは、何となくわかる。
僕も部屋に向かって会釈したり、ねぎらいの言葉をかけたりした経験があるからだ。

そして東京駅へ・・・。東北新幹線に乗る竹本君。
特に見送りは無かったようだが・・・ここからが今月号の見せ場!

はぐちゃんが何か弁当のようなモノを抱えて、駅構内を走る。
「はぐちゃん!」「竹本君!」・・・まあ乗降口で、見つめあい抱き合うコトもあるでしょう。(恋人では無いけれど)

渡された四角い布包みには食パン一斤を使ったサンドイッチが包まれていた。この豪快なサンドイッチに苦笑しつつ中身を確認するためにパンを一枚上からめくると・・・。
四葉のクローバーが、イチゴかマーマレードのジャムと一緒に挟まっていた。具が詰まっている層に必ず一本の四葉のクローバーがサンドされている。
ここの見開きページでわたくし、胸からググっとこみ上げてくるモノを押さえる事ができなくなりつつありました。

ページを繰ると竹本君が涙を浮かべ、パンにカジリつき、噛み締めて涙を流すシーンに熱くなり、わたしも涙がこみ上げてきて、鼻を啜りつつ涙を拭うのであります・・・。(自室でよかった)
このページの台詞が、
「俺はずっと考えていたんだ。うまくいかなかった恋に、意味はあるのかって・・・。消えて行ってしまうものは、無かったものと同じなのかなって・・・。」
「今ならわかる。意味はある。あったんだよここに!」という竹本君の心の叫び・・・。

もう涙がにじんで絵をみることができません。

最後のページの言葉もよく練られてつくられた言葉でありました。
さすが・・・羽海野チカ先生。

マンガも言葉にこだわると文学へと近付くようで、言葉と絵がお互いを補うことで良質な物語作品に仕上がるさまを「ハチクロ」を通してみてきたような気がします。

次回のコミックス10巻を出すには本数が不足しているような気もします。番外編の読みきりとか、コミックスへの書き下ろし作品とかもありそうなので楽しみにしています。

先は長いかもしれませんが、新連載も期待して待ちますよ。
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テーマ:ハチミツとクローバー - ジャンル:アニメ・コミック

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この記事のコメント

ヤングユーの頃から見てましたよ もう
竹本君と花本先生はどこか近い所が多い気がする
たぶん はぐちゃんが安心できたのはそう言う所なんだと思いながら

ああやっぱ 終わるんですねー
ローマイヤ先輩にもう一度出て欲しかった…
2006-08-03 Thu 03:39 | URL | ふぁるこん [ 編集]
したがってコミックスから入ったわけです。
「美大を舞台にした、迷走ラブストーリー」の「美大」に反応したくちです。
一応わたくし美大出身なので・・・しかも、原作マンガの浜田山美大の校舎のモデルになっている学校ゆえに親しみを感じたほうでした。

ローマイヤ先輩いいですね~。ニャンざぶろうの話しも大好きです。
2006-08-04 Fri 10:31 | URL | 森山ネム太郎 [ 編集]

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