うろおぼえ立ち読み雑記

週間漫画雑誌等を立ち読みして、気になる作品についてのレビューなどをメインにしていますが、最近は買っているマンガのレビューの方が多いかな。マンガ以外の趣味の話もあります。

「知的障害者に奴隷生活」・・・障害基礎年金を約2600万円横領した疑い

毎日、仕事先の休憩時間などを利用して携帯のWEBニュースをチェックしたり、
またニュースに関する掲示板があるので投稿したりしている。そんな日々の中、
たまたま見つけたこの事件。

世の中酷い事件は多々ある。親が幼い子供を撲殺したり、米兵が女子中学生を陵辱したり、
税金を私的に流用したり、一家心中、老老介護が行き詰まり先を案じて相手を絞殺、
振り込め詐欺、架空請求、生活保護を不正に利用、生活保護が必要な人に対しての請求を門前払い、
国民年金を横領、保険金詐欺・・・等々。
思いついた事件を羅列してみても、酷い事件は多々存在する。

またか・・・というやるせない気持ちになる事件は多々あるが、この「知的障害者に奴隷生活」
という記事には衝撃が走った。

朝日新聞のHPから記事を引用。

知的障害者に「奴隷生活」 保護の4人、経営者らを提訴
2008年02月13日22時42分

 札幌市の食堂で住み込みで働いていた知的障害のある32~51歳の男女4人が13~31年間、無報酬で劣悪な生活を強いられ、07年6月に保護されていたことが13日わかった。労働時間は1日十数時間で休日は月2回。食事も満足に与えられなかったという。4人は同日、「奴隷のように働かされ、障害者年金も横領された」などとして経営者らを相手どり約4500万円の損害賠償を求め、札幌地裁に提訴した。経営者は現在、行方がわからないという。

 4人は、32歳の男性1人と35~51歳の女性3人。定食類を出す札幌市白石区の「三丁目食堂」の調理室で調理や皿洗いを担当していた。

 4人を保護して暮らしぶりを聴き取った弁護士によると、4人は食堂2階の部屋などに住み、毎日午前6時ごろ起床。仕事中はトイレに立っても怒鳴られ、午後10時ごろまで働かされた。食事は残り物ばかりで、調理室の食べ物を持ち出してしのいでいたという。

 休みは月2回で、現金は週1回、銭湯代を渡されるだけ。入浴は休日しか許されず、下着は汚れたものをずっと使っていた。歯磨きも「仕事を始めてからほとんどしたことがない」といい、保護時は緑色の歯石がびっしりたまっていたという。

 4人は長期にわたって恐怖感を植え付けられ、逃げ出すことができなかったという。親たちも知的障害があるなどの事情で、後ろ盾になれる状態ではなかったという。

 弁護士の電話相談に事情を知る人から情報が寄せられたことから、4人は障害者施設に保護された。発見時は4人ともやせ衰え、繰り返し「早く食堂に戻らないと大変なことになる」とおびえていたという。

 食堂の経営者らは4人の障害基礎年金の手続きも無断で行い、約2600万円を横領していた疑いもあるという。経営者は弁護士に「面倒をずっと見てきた。責められることはない」と話したという。

 弁護士は「自己主張のすべがないのをいいことに、奴隷のような環境で人格をおとしめた。裁判を通じて警鐘を鳴らしたい」と話している。

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この経営者は現在行方をくらましているそうだが、実名公開、顔写真も公開して、
いわゆる全国指名手配し、世間に引っ張り上げてつるし上げするべきだ。



2000年代に入ってなお、このような奴隷扱いを強いられていたというが、
奴隷扱いどころか、人間扱いでもなく、動物扱いでもない。
明らかに、くだんの経営者は彼らを「モノ」扱いにしていた。
「物」でもない、「者」でもない、「モノ」扱いだ。

障害者年金の横領、劣悪な生活住環境、違法な長時間の無報酬労働、月に2回の休日、
そしておそらく暴力行為による強制服従による支配。
おおよそ考えられるだけの悪事によって、彼らを押さえ込んでいたと考えられると、
ほんとに言葉を失う。

助けを求める声も上げられない、自己主張する事もできない、
どうしたらいいのか、どうすればいいのかが判らない。そんな知的障害を持つ人達を、
まさに食い物にした愚劣な経営者に、「面倒をずっとみてきた。責められる覚えは無い」
という厚顔無恥な言い草に憤りを隠しきれないのはボクだけではないはずだ。

そして、知的障害を持つ人達が働いて、生活をしている場所であるならば、
何故行政側、札幌市がこの状態を今の今まで把握できなかったのか?
それも大問題だろう。しかも3~4年、5~10年の出来事ではなかった。
13~31年間というとんでもなく長い期間だ!!(怒)

何かしらのやりようがあったはずだ。抜き打ちの視察ぐらい出来るだろう?
彼らが不当な扱いを受けるかもしれないとは思わないのか?

市の行政とは誰のため?県の行政は誰のため?

国の行政は誰のため?

「人」のためではないのか。


忙しいから、そこまで手が回らなかったとかなどとは言わせないぞ。
社会保険庁のあのていたらくを見てきただけに、この市の行政単位でも、
公務員とは役に立たない奴らばかりの無能の人々の集まりなのか?

烏合の衆に行政を任せていては、このような類似のケースがあるという想像も出来ない。
これがほんの氷山の一角という考えも浮かばないかもしれない。

人権が踏みにじられているこの事実に、国も憂慮すべきであるし、
なによりも市民に一番近い市の行政側が、やるべき事をやるべきだ。

こんな愚劣な経営者のような「小さな独裁者」を許してはいけない。


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