うろおぼえ立ち読み雑記

週間漫画雑誌等を立ち読みして、気になる作品についてのレビューなどをメインにしていますが、最近は買っているマンガのレビューの方が多いかな。マンガ以外の趣味の話もあります。

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「3月のライオン」羽海野チカ・第1巻購入・・・ヤングアニマルの掲載も有り

22日だという事を忘れていて、出勤前に立ち寄ったコンビニの雑誌コーナーで、桐山君のイラストが表紙のヤングアニマルを見つけて、コミックス第1巻の発売を知った。あの「ハチミツとクローバー」の羽海野チカ先生の久しぶりの新刊コミックスだ。
「ああ・・・今日が発売日だったんだっケ。ここ(デイリーヤマザキ)には置いてないのかな?まあいいか、明日本屋で探すかな・・・」とか独り言をいいつつ、ヤングアニマルを手にする。
「3月のライオン」のクリアファイル付きだ。「うっ!!」とかいいながら、一瞬「買うか?」とも思ったのだが、なぜかクラウザーさんを見てなんとなく買う気力がしぼんだ・・・。

だって、ヤングアニマルだよ?チラッと他のページをめくれば、
「ああん・・・いやっ!!・・・やめないで!!・・・いいい!!!ハアハア・・・」だよ(笑)。
だいたいがこんなマンガとバイオレンスマンガと、エロ本のヌードグラビアにあるようなポージングをするグラビアアイドルの水着写真が、いつも巻頭カラー掲載されているエロ青年誌だよ?
ヤングジャンプを買っているくせにそんな事を言える立場では無いが、あんまり半端なエロマンガには興味無いからね~。どうせエロマンガを見るならば、もっと徹底したエロ専門誌じゃないとね・・・納得できんな。

ま、それはさて置き、「ホーリーランド」と「DMC」をサラッと読んでから、「3月のライオン」をたち読む。
早めに家を出てきたので、出勤するまでに余裕がある。(そのコンビニから車で13~15分くらいの圏内に工場がある)
今回の話は短かった。「何処かに行きたい・・・」という桐山君の言葉を受けて、あかりさん達3姉妹とおじいさんが「行ってみたい」「今、行きたい」ところの話になる。「そこに行って何をしたいか」とかいう話だったのだが・・・。
桐山君は「何処でもいいけれど、ここでは無い何処かへ・・・」といった漠然とした場所を示していた。
それって・・・時々ボクも思う。若い時は特によくある思考、感情だ。
周囲の環境や、状況、情勢、自分の現時点での立ち位置への不安や不満。
あとは「少しの可能性」を発揮できるトコロが、「ここでは無い何処か・・・」で出来るのではないか?
という甘い幻想・・・。
「こんな田舎じゃあ何にも出来ない!東京に行けば何とか出来るはずだ!」
とかいう地方に住む若者の甘い幻想・・・。

ここで出来ない事が、ここでは無いトコロで出来るハズが無い。

そういう現実を知ってオトナになり、年齢を重ねていくのが人間である。
(しかし、ここで出来ない事が、違うトコロで出来る事もある。それも真実)
そういえば、今回の話のラスト辺りは少し邪念、邪推が入ったためか集中力が欠けて、
何が描いてあったか忘れてしまった。いかんな。第2巻で補完しなければなるまい。


さて、件のコミックス第1巻。最初に開いたのは、やっぱり巻末のオマケマンガからでした(笑)。
はれちゃん、塾長、おーちゃん、新人Rちゃんが加わって「3月のライオン」は村長と共に制作されていきます。Rちゃんが新加入で、他の3名がハチクロからのアシさんですね。特にはれちゃんと、塾長はハチクロ初期からのアシさんですね。オマケマンガなんですが、割と真面目(笑)なメルヘン調で、この将棋マンガに至る思いが綴られてはいますが、抽象的ですね。こうしよう、ああしようとは書いていませんが、間違いなく長編になりそうな予感を持たされてしまいました。どんどん、連載を進めて欲しいものです。

オマケのオマケで、あかりさんの服(ワンピース)の柄に使うスクリーントーンの話が面白い。
オチは書きません。買って読んで下さい、漫画家のために。

はい!やっと本編へ。まあ・・・改めて読み返すことも無く、おおまかなストーリーの流れは覚えていたのですが、やっぱり連載中の近作のコトを思い出しながら読むと、第1話「桐山零」のストーリー展開と、差し込まれる桐山君の幼い頃のカットの意味が「グサッ」と刺さります。冒頭の「何にも無い・・・」の言葉の羅列、桐山君に向けられた言葉の重さが、連載を追って読んで置かれている立場を知っているので「重く」響きます。

この冒頭の台詞、初見だと「なんか酷い事いわれているなあ~」程度で、「クラスメイトにいじめられた時の言葉なのかな?」という捉え方をしていました。
しかし、ある程度連載を読んでいる読者が読み返すと、結構「傷つく」言葉の暴力を感じずにはいられません。コミックスの第9話「契約」、第10話「カッコーの巣の上で」を改めて読むと、思い返せば、彼女なりに必死なのだから、こういう悪態もつくのも止む終えないかな・・・などと思い返したりします。

将棋を教えるお父さんが、お父さんの死んだ友達の息子を引き取って、内弟子として桐山零君に将棋を指導する。変わらず実の娘、息子に将棋を指導していたが、桐山君の才能が勝って腕をあげていくなか、息子は自信喪失し、娘は桐山君に勝てない自分に苛立ち、「奨励会」に生き残れたのは桐山君だけ。娘の香子はお父さんに奨励会を退会するように宣告される・・・。

言葉で書くと省略しているので、伝わりにくいのだが、香子の悔しさや、苛立ちが物凄く伝わり、桐山君の「申し訳なさ」さえも1コマに表れている。それがマンガのチカラだ。

最後の2編は「重い」内容だが、描かなければならない「将棋の辛さ」と、プロ棋士への道は早い段階で「見極められ」て、ふるいにかけられて落とされるという事実を表している。
「長くやっていれば、いつかは芽が出てプロになれる」という世界では無い。
ある程度の実力と才能があるのが前提で、それを鍛えて強くなれる者だけが進める世界。
それが「将棋」の世界なんだぞと、ボクは心に杭を打たれた。

プロスポーツの世界よりもシビアで冷酷で非情。それが解る。

重い現実ばかりを押し出すばかりではないのが唯一の救いか・・・。
ほのぼのとしたホームコメディ的な作品もあり、下町叙情もあり、緩急つけた内容だが、全編に漂う悲しみのオーラは隠せないな・・・。

多分、一番人気のあるエピソードは第7話「ひな」だろう(笑)。
ひなちゃんの好きな野球部の男の子に、自分が作ったお弁当を食べてもらおうという乙女なお話。
これは・・・恥ずかしいけれど、なんだかキラキラした甘酸っぱいストーリーで笑えて楽しかった。
まあ・・・人生、笑って過ごせるならばそうしたいものだが、そうもいかないのが現実だからね・・・。

(このコメントの中盤以前はテンション高めでしたが、色々考えて書いていくとヤッパリ重い内容になってしまいました。それから、このコメントは2日に分けて書き足しているので、テンションが微妙に違う事も表記しておきます)


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テーマ:マンガ - ジャンル:アニメ・コミック

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2008-03-02 Sun 00:35 漫画読みログ
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