うろおぼえ立ち読み雑記

週間漫画雑誌等を立ち読みして、気になる作品についてのレビューなどをメインにしていますが、最近は買っているマンガのレビューの方が多いかな。マンガ以外の趣味の話もあります。

記憶と心に刻まれた映画「2001年宇宙の旅」・・・アーサー・C・クラーク氏死去

20日は春分の日で一般的、世間では旗日だ。仕事の関係上、祝祭日の日に休めるわけではないので、何月何日が何の日であるかなんて、とっくの昔に忘れた。
水曜日はマガジン、サンデーの発売日であり、今週号で両誌ともに創刊50周年の節目を迎えた。それに対抗するためにモーニング、ヤングジャンプ、ヤングサンデー等の木曜日発売の雑誌が水曜日に発売されている事を、「マガジン、サンデーの両誌に対抗」する形で発売しているのだと思い込んでいた。
なんていう事も無い(笑)。祝日だから前倒しで発売しているのに過ぎない。その事に気が付いて恥入った。

今週は早番なので早朝の出勤だ。毎朝コンビニに立ち寄って、パンと牛乳を買い、時々マガジンなどのマンガ雑誌を買って行く事もあるのだが、木曜発売のモーニングとかは昨日すでに買っていたので、時々フッと思いつきで新聞を買う時があり、今日がそんな日で、なんとなく朝日新聞を買ってみた。(もともと朝日を購読していたが、最近は河北新報を購読。家庭の事情により・・・)

会社に着き、1面から斜め読み。仕事前にサラッと流して見ていたら・・・社会面にカラーの肖像写真付きで、かの著名な作家、アーサー・C・クラーク氏の訃報が掲載されていて驚いた。
以下、朝日新聞のHPから・・・。

SF作家のアーサー・C・クラーク氏が死去
2008年03月19日10時38分

映画化された小説「2001年宇宙の旅」などで知られる英国人のSF作家アーサー・C・クラークさんが19日、移住先のスリランカで死去した。90歳だった。

17年、英国サマーセットの農家に生まれた。46年に発表した短編「太陽系最後の日」でSF作家として注目を集めた。

その後、「幼年期の終わり」「都市と星」など話題作を次々発表。アシモフ、ハインラインらと並び、世界のSF界を代表する作家となった。科学の最新知識を採り入れて描く宇宙像や未来像の高い予測精度で評価されている。

68年、スタンリー・キューブリック監督の映画「2001年宇宙の旅」で原作と共同脚本を担当。完成された映像と哲学的な主題で、今もSF映画の金字塔とされる。続編となる小説「2010年宇宙の旅」「2061年宇宙の旅」「3001年終局への旅」を書き継いだ。

ダイビングを愛し、スリランカの海に魅せられて56年に移住。同国の伝説をもとにした「楽園の泉」を発表。「宇宙のランデヴー」に続き、この作品でもヒューゴー、ネビュラ両賞をダブル受賞した。 精力的に小説を発表する一方で、科学技術の振興にも尽力。95年には英リバプール大の名誉博士号を受けている。


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あの有名なSF大作映画「2001年宇宙の旅」といえば、このアーサー・C・クラーク氏とスタンリー・キューブリック氏の両氏の名前が思い浮かぶ。初めて観た時は80年代の頃。民放テレビ局ではよくゴールデンタイムに映画をやっていたもので、確かこの時観た「2001年・・・」は民放初、テレビ公開初であったような不確かな記憶がぼんやりとある。しかし、この時、ボクは高校2年生くらいだったと思うが、中間テストか期末テストの真っ最中の期間で、さらに家にはまだビデオデッキなどの記録媒体が存在しなかった時代だ。ゆえに、勉学優先のため泣く泣く観るのを中断して、試験勉強にとりかかった。
確か宇宙空間にただよう宇宙船とかが優雅なクラッシク音楽にのって行き交い、月に降りるあたりくらいまでであったか・・・。もう、この時代でタイミングを逃したらあきらめるしかなかった。テレビアニメも放映時間にテレビの前に居ないと見逃す。そんなビデオの無い生活が90年代まで続いた。

あの高校2年生の時の悔しさは、その後2年後くらいには報われて、東京で大学生をしていた頃に、友達の家で、レーザーディスクか、ビデオかで大きな画面のテレビで初めから最後までキッチリ観ることが出来た。1回観た時はさっぱり解らなかった。2回目はまたテレビで放映してくれる機会があったので、再度チャレンジ。・・・解らん。あれこれ映画好きの友人達に質問しても、みんな揃って最後のラストあたりで混乱して、意味が解らなくなるという。で、また観る機会があったので観たら・・・ヤッパリ解らん。ボクが理解できるレベルではない高次元な話、エンディングなのか?

今度こそ理解してやる。そう思い続けて・・・2~3年前にも深夜のBS2でやっているのを観た。

ヤッパリ解りません。理解不能です・・・でも、これは何処かに辿り着いたというオチなのか?

解らん。解らん。解らん・・・と、悩み続けて何年たつことか。そして何回観たか覚えていない。
毎回、エンディングに辿り着いて悶絶し、「ヤッパリ、解らん!!」といいながらまた観る。
まだ辿り着いていないボクは、彷徨い続けるばかりだ。
そして刷り込められてしまったのは、あの名曲「美しき青きドナウ」だ。

最近観たDVDで、「カウボーイ・ビバップ」「闇夜のへヴィ・ロック」とかの回でこの名曲が使用されていて笑った。というよりも、あのスパイクがエア・ロックを開けて不審物の入った(笑)冷蔵庫を蹴り出し、ビバップ号の船外に投げ捨てたシーンを観た時、あのロールしながらゆっくりと動く冷蔵庫を観て思った。
「ここは『美しき青きドナウ』を流すべきだろう?」と含み笑いをしながら、口で云ったが早いか遅いか、思った通り(爆笑)にこの名曲が流れた・・・。ゲラゲラ笑いましたね。この映画をしっているからこそ、楽しめる演出でした。

ビバップはさておき、映像は監督であるキューブリックのモノですが、設定やらストーリーの骨格はクラークのモノなので、宇宙に関するリアリズムはかなり徹底して造り込められていた。宇宙の闇は本物の闇で、絶対に音がしない世界であるとか、妙なこだわりがスリリングで恐怖感をもあおった。

まさに一世一代の大仕事が詰まった「2001年宇宙の旅」は、その後の映画やアニメ、マンガの世界にも多大なる影響を残している。そんな影響のカケラがビバップにも演出されていたというわけだ。
そういえば、最近やっと観終わった、「装甲騎兵ボトムズ」のラスト辺りで、キリコがワイズマンを無力化するシーンの行動は、HAL2000の暴走を止める最後のシーンを彷彿とさせてくれた。

歴史的名作とはこういうものを指すのである。何回も観ているのだが、追悼の意味を込めて、DVDでも購入してまた「解らん!!」と叫びながらこの映画を観てみようか。著作もこれを機会に読んでみようと思っている。
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