うろおぼえ立ち読み雑記

週間漫画雑誌等を立ち読みして、気になる作品についてのレビューなどをメインにしていますが、最近は買っているマンガのレビューの方が多いかな。マンガ以外の趣味の話もあります。

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「デトロイト・メタル・シティ」実写劇場版を観る・・・。

早番で終わった先週の金曜日の夕方、名取にあるダイヤモンド・シティ内のワーナー・マイカル・シネマにて「デトロイト・メタル・シティ」を観てきた。平日の金曜日はMen'sDay、一律1000円の日。
平日、夕方の映画館はチケット売り場のあるフロアでの客足はまばら・・・。友人達と来ている人や、家族連れがチラホラといたが、一人で映画を観に来た人はあまりいない様子。
家族連れは「・・・ポニョ」だろう。他の人達も違う映画かな?と思っていたら、なんとなく「デトロイト・・・」を観にきたゾという雰囲気を持ったラフな格好の若者達がいた。

まあ・・・向こうにしてみれば、俺たちと同じ映画を観に来た風なおっさん・・・と写ったかもしれない。

RIMG0072_512.jpg

何はともあれチケットを買わなければならない。誰も並んでいない売り場の前、客の行列を誘導する腰高の位置に張られた青い非燃焼性テープが、売り場の前でS字状に誘導しようとしている。
「誰もいない状態」であの誘導帯は・・・、いやがらせだ。

「貴様・・・俺様に遠回りをせよというのか?(怒)」・・・やや低く唸る声を脳内に響かせながら、誘導帯をくぐり、一直線で売り場に向かう。チケット売り場の売り子が一瞬「ギョッ!」としたようだが、気にせず売り場の前へ向かう。

「いらっしゃいませ」というチケットの売り子を目にして、わたしは言葉を選んだ。
「デトロイト・メタル・シティのチケット1枚ください」と声に出そうとすると、
「でっ、でトロイト・・・メタル・・しティぅを・・・くっ、ください!」と、カミカミでどもりながら喋る自分が容易に想像できた。やや、緊張気味、素早く返しの言葉を発するべき時に、流暢に喋られなくなる時がある。瞬時に判断して言葉を発する時に一呼吸置いて、約5秒ほどの沈黙のあと、口から出た言葉は、

「D.M.C.を一枚!!」
怪訝な顔つきもせず、すんなりと
「ハイ!『デトロイト・メタル・シティ』を1枚ですね」と笑顔で応対されてしまった・・・。
やはり、「D.M.C.」といっても通じるというか、同様にチケットを買う人達がいる事が想像できた。

なるほど・・・割とヒットしているようだ。



冒頭からいきなりクラウザーⅡ世が登場してかましてくれるのかと思いきや、大学に行くために上京する根岸を見送る母親(宮崎美子・・・好きです)と、駅での別れのシーン・・・。チラリと見えた駅名「犬飼」に失笑。
なるほど、作者:若杉公徳(字、あってるかな?)の故郷をモロにロケ地に選択したようで驚いた。

映画化以前にヤング・アニマルの企画で、犬飼において若杉氏のイベントが行われた事もあった。
犬飼の名士、若杉公徳氏の凱旋企画だ。そしてこの映画も作者の地元に密着したつくりになっている。
この作品において、ロケハンで使われている風景は「寅さん」でも時々使われるような、「名も無い風景」といえるが、そこがまた「味わい深い」ものになった。有名景勝地、著名な建物を見せられ続けて嫌気がさしている向きの人にとって、そのどこにでもある「名も無き風景」が意味を成している。

こういう風景の使い方はいいと思う。地元の人達や、出身者にとってはまた別の意味を、ノスタルジイーを与える事もいいだろう。でも、ほとんどは東京での出来事だ。

御洒落な音楽(渋谷系?)をたしなみ、御洒落なキャンパス・ライフ(気持ち悪い・・・)を楽しみ、サークルで知り合い、ポップスが好きな仲間に囲まれ、好きな女の子にも出会い、自らもアコースティック・ギターを弾きながら、ポップスの世界を生きて行こうと本気でミュージシャンになろうとして、
「叩いた門」「最初に行った事務所」が悪かった。


ここから伝説が始まる・・・。

タイトルが出る前に、「D.M.C.」のライヴ映像が流れ、爆音で音楽が流れ、体中全方向に音が叩きつけられる。「SA・TU・GA・I」が爆音で走り出す!!!!

おおおおおwwwwwwwwwww!!

鳥肌たちました(笑)。

こういう種類の音楽映画というのは、一流のプロが創っても、どこか三流B級の匂いと、
たまらない胡散臭さがあるもので、割と音楽に対しての期待は2割落ちのつもりでいたのに・・・。

2割り増し、期待以上のレベルだと思いました。

ほぼ、初めて聴いた音楽で鳥肌が立つなんてことはマズ無かった。
驚愕に値するとはこの事かもしれない。



この映画を観るにあたり、特別に原作コミックスを読み漁ったりはしませんでした。
設定さえ押さえておければ、あとは監督の料理次第でいくらでも描ける要素がある設定ですからね。

主人公、根岸は「おしゃれなポップ・ミュージシャン」を目指す青年だが、自分の本心とは正反対で対極にある「デス・メタル」のヴォーカル兼ギターをヒョンな事でやることになり、気づいてみればインディーズ・レーベルの世界でも有名なデス・メタル・バンドのフロントマン、「デトロイト・メタル・シティ」のヨハネ・クラウザーⅡ世となっていた。しかも、狂信的なファン(信者)が多いバンドだ。

この映画の主人公、根岸役をあの松山ケンイチがやっているのだが、クネクネ感と、クラウザーさんの時のプロポーション、および仕草や行動がマンガチックに大げさだが、イメージを崩されなかった。むしろ、あれがクラウザーさんであろうと思った。

おそらくは下北沢(おしゃれ系の人達に人気)辺りで、ひとりアコギを持って演奏する根岸君。
あれは演奏しているフリのように見せて、結構指は合っていたようで、役者側も相当練習したと
予想できた。ただし、クラウザーさんの時は、素早いカットで飛ばしたりして、弾いているのを
誤魔化しているのはわかったけれど、許容範囲以内です。
歯ギターにいたっては(笑)あれは見せてないからいいけれど、左手の運指は握っているダケでしょ。
いいよ(笑)あれは無理。出来ないって・・・。
元祖歯ギター、歯でピッキングしたジミ・ヘンドリックスでさえあそこまでは無理(笑)。

ちなみに・・・真似すると弦で歯茎を切り、出血しますよ(笑)

やった事、あるからね・・・二度とやらない。


いや~基本的にギャグマンガがモトなのに、時々しんみりとして、ちょっと感動したよ。
(『えっ?どこで?』とか訊かないでください)
ただ、ヤッパリ、少しは遠慮していたから笑いはこらえてしまったけれど、
結構笑って観ている人がいたので、時々は声出し笑いもしました。
あと、声有りで突っ込み入れたりしましたね・・・。

大詰めラストは、アメリカから大物メタル・ギタリストが登場。ジャック・・・なんとかっていう名称で、
KISSのジーン・シモンズが演じていました。
あれ?ベーシストでしょ?ジーン・シモンズって?・・・・。

たぶん、弾いているフリですな、あれは・・・。でもいい(笑)。
ステージに登場したときは「怪獣」かと思った。それぐらい、なんか、衣装が大きく作っていて、
さらに、あの変形ギターっぷりは凄い!!「ギブソン」のロゴが見えたけれど、あれって・・・
「E.S.P.」なんじゃないのかな・・・。(アルフィーの高見沢氏が使う天使のギターみたいなヤツを作っちゃう、オーダーメイドができる日本のメーカー)

やっぱり(笑)、ギターの先端から

火炎放射出してましたよ。


う~む。バラバラに書いてきてしまった。
特筆すべきは、この映画作品、脇役のアクが強くて面白かった。
D.M.C.の信者さん達とかが強烈に面白く、デス・レコードの社長、松雪泰子がはまっていた(笑)。
ヘソにピアスとかよくやるなあ~。(コミックス版は若作りしたおばさん的姐さんだ)
超ミニスカートなので、派手な動きを見せると高そうなパンツが見えたりしたが、なんだか
ありがたみが無くて、エロっぽくなかった。終始、女王様キャラで通していたからだろう。
ツンデレっぽい事が少しでもあれば、価値ある「パンチラ」だったね・・・。ぼくにしてみれば、の話。

まあ・・・基本的に音がデカイ映画でした。少しぐらい笑っても聞こえないでしょう。
楽しく観れた映画でした。1000円くらいが丁度いい作品でした。

しかし・・・松山ケンイチの今回の配役によるキャラの立ち方は素晴らしかった。
あれは・・・リアルなクラウザーさんですよ、ほんとに。

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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

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