「クレィドゥ・ザ・スカイ」を読み終えた〜森博嗣氏の「スカイクロラ・シリーズ」5巻目2009-01-14 Wed 22:55 押井守監督作品、「スカイクロラ」の公開を機に読みだした森博嗣氏の 原作小説も大詰めの5巻目「クレィドゥ・ザ・スカイ」を先日読了した。 クリタジンロウが戦闘でからくも生き残ったが、基地にたどり着く前に 無念の不時着を敢行後、負傷したため入院する事になって終わった 4巻目「フラッタ・リンツ・ライフ」の続き。 入院している施設から逃げ出し、逃亡し最後にはもとの鞘に戻る話なのだが、 読んでいる側がジンロウと認識している人間が「本当に生きているのか」 という事に惑わされる。ジンロウの妄想の中で彼は草薙水素に見つかり 電話ボックスの中で撃たれて死ぬ・・・死んだと思えば実は生きていた。のか?
ああ・・・ジンロウの記憶が、戻ったり、直ぐに忘れたりを繰り返しながら、 語り部はジンロウであってそうでなかった。・・・という事になったり、 何がなんだか、惑わされるばかり。 ジンロウなのか草薙水素なのか、函南優一なのか・・・。ただただ翻弄され、 最後には「散香」に乗って空中戦だ。ジンロウを最終的にかくまってきた 相良にも翻弄され続けてきて、最後のエピローグに登場する新聞記者との 会話でも惑わされてしまった・・・。
つまり、キルドレっていうのは・・・そういう事なのか。 納得するか、しないかではない。コレは明らかに、マンガやアニメで 表現するならば語り部の姿を最後まで映してはならない物語だった。 まさに、小説ならではの手法に僕はまさに「地団駄を踏む」気持ちで 読み終わったのだ。 なんというか、この物語はまだまだ続くのだという事だけはわかった。 森博嗣氏という作家の著作はこの「スカイクロラ・シリーズ」が初めて だったのだが、既刊の著作も是非読みたいと思いましたね。 で、とりあえず今、読み出したのは「ゴールデン・スランバー」です。 伊坂幸太郎氏の作品で、まあ・・・「このミステリーがすごい!」から のNo.1作品ですから、期待を込めて読み出しました。 ちなみに伊坂幸太郎作品も実はこれが初めてです。まだ、前半部分 ですが、わくわくする面白さはありますね。 |
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