うろおぼえ立ち読み雑記

週間漫画雑誌等を立ち読みして、気になる作品についてのレビューなどをメインにしていますが、最近は買っているマンガのレビューの方が多いかな。マンガ以外の趣味の話もあります。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |

「good!アフタヌーン#2」~飯田響也が表紙だ!!

good!アフタヌーンは2号目も失速しませんね。巻頭カラーから
高橋ツトム先生の「地雷震・ディアブロ」第2話からです。
1990年代、確実にアフタヌーンの屋台骨の一角を守った名作。
未だに映像化されないのは、おそらく作者自身がオファーを断って
きたからだと思いますね。

かなりオトコの世界、ハードボイルドな世界ですから・・・。
いくつもの話を重ねて積み上げて、重厚な世界を描いていくので、
まだアイドリング状態ですね。楽しみです。
(おそらく90年代のアフタヌーンを知らない方々には、今号の表紙を
見ても「誰?」と思ったでしょうが、オールドファンは「おおっ!!」と
唸ったかもしれません。僕は「おおっ・・・飯田響也やん!」でした)


good (グッド) ! アフタヌーン 2009年 02月号 [雑誌]good (グッド) ! アフタヌーン 2009年 02月号 [雑誌]
(2009/01/19)
不明

商品詳細を見る


石川雅之先生(もやしもん)の「純潔のマリア」も So good!(笑)
笑わせていただきました。使い魔もメス♀だけでなくオス♂を造らない
と、やつら可愛い男の子を手篭めにして、衆道(ホモ、男色とも言う)に
走って骨抜きに出来ない。~の件にオス♂のフクロウに術をかけて
みますが・・・笑いましたよ。絶好調です。

去年’08年から個人的に一押しの作家、太田モアレ氏「鉄風」も良し。
巻頭から3作目、50ページ。主人公の女子高校生石堂夏央は、幼い頃
から身体能力の才能が高いため、そつなくこなしても人並み以上の能力
を発揮するゆえ、凡才を相手にするのに退屈していた。

まあ、要するに、夏央が普通にこなせるレベルが、一般よりもレベルが高い
とみなされるので、夏央が本気になれないから「退屈」と「虚無感」が生まれる
のだが、そんな夏央をに火を付ける出来事が創刊号時のちびっ子ファイター
馬渡ゆず子(ブラジルからの帰国子女)とのスパーリングだ。

そして今回登場のリンジィ・コルデイロ(♀)のテレビ画面上での公開スパー
も、夏央の「退屈」に油を注ぐ事になる。そんな今回も、

RIMG0087_512.jpg

↑↑↑
このようなタッチの画面なのだが、(このキャラもナツオ様です)なかなか、
絶妙なコマ割り運びによって、上手い見せ方が成功している。
ページをめくるとバーン!!ゴキ!ガツン!てな具合。
あとは、描かない事でまといつき漂う空気感を演出するのも効果的だった。
まさしく行間を読めというか、コマとコマの間を読めといった具合。
描き過ぎない事で読者の読むテンションを保つ方法が解かっている
創り方だと思いましたね。いや、凄いです。うまいですよ。


「夏の前日」吉田基己氏
この方、モーニングでの連載を見たことがあります。
「水の色 銀の月」と地続きの作品なのでしょう。これも美大生の
青春モヤモヤ悶々話ですね。妙齢の和服美人と、無口で無愛想な
美大生の艶っぽい話です。はっきり言えば、今回は性描写があります。
もちろん青年誌なので、「乳首OK!」ですな(笑)。

作者自身が美大卒を匂わせるのは、和服美人の裸体立像の描写で
伺えます。あの柔らかな曲線。肩から二の腕、腰から太腿へと続くライン。
適度なふくらみと柔らかさが汲み取れる乳房(オッパイとは書かない)。
そして股間に生える陰毛の立ち方・・・。なかなかマンガ的ではあっても、
上手い見せ方をされているので感心します。

そして、やたらと生々しい匂い立つエロマンガのような雰囲気ではなく、
純文学などで描かれるところの、くどすぎないエロティシズムに見えました。
コレはまだ許容できる範囲ですね。

「ハルシオンランチ」沙村広明先生は休載。まあ・・・事前に休載告知が
あったから、別に気にしていません。サディスト沙村ワールドの
アナザーサイト、あんまり無理していないコメディマンガの次回に期待。

「路地恋花」麻生みこと氏。今回は銀細工職人とお客の女の子の話。
いや、凄いなと思ったのは、非常にリズミカルなテンポで話が進み、
台詞も澱まずポンポンと読める。カット割りもストレスを感じない。
こういうリズミカルな気持ちいいテンポを刻んで読ませてくれる作品は
とても好感が持てる。
読者のために素晴らしい構成力で見せてくれるマンガ家は、とても
有難いものです。漫画も小説も、リズム感は大事にしてもらいたい。
もちろん、今回のストーリーも最高なできでありました。


「巨娘」木村紺氏。
巨娘ジョーさんの武勇伝追加。そんな話でした(笑)。本誌アフタヌーン
連載中の「カラン」も味わいあります。マンガが上手くなってきて
いる木村紺氏。こちらは柔道ですが、描写力結構いいです。

「桃色自転車」秋山はる氏。デビュー作、「すずめすずなり」の前に書いた
読みきり作なんだそうですが、面白かった(笑)。脳裏に一瞬だけ
江古田ちゃんが浮かんできましたね(笑)。

「ヒレフシ」原作:本田透、漫画:銅☆萬福。
センターカラーページで登場。ヤクザの親分の娘の心を解放する話。
絵の具に慣れていないのが丸解かりなカラーページが残念。アクリルか、
アクリルガッシュ、ガッシュなどの不透明水彩で描かれたようだが、わけが
わからなくなり、絵の具を重ねすぎて失敗したけれど、なんとか取り繕い
ました・・・といったような絵に見える。

相当、時間がかかったと思いますね。これなら鉛筆描きに透明水彩で描けば
1/3の時間ぐらいは短縮できたでしょう。

あとは、未読分もありますが、パンツマンガですね・・・。

今号を読んで思ったのは、アフタヌーンよりもエロ度が上がっています。
ヤングチャンピオンやヤングアニマル路線狙いとは思いませんが、パンツと
おっぱいで悶々マンガばかりを載せているとお客が離れる可能性も考慮
された方がいいと思います。

スポンサーサイト

テーマ:マンガ - ジャンル:アニメ・コミック

マンガ | コメント:0 | トラックバック:0 |
<<コミックチャージ休刊だそうです。 | HOME | アンドリュー・ワイエス氏死去・・・享年91歳・・・>>

この記事のコメント

コメントの投稿















コメント非公開の場合はチェック

この記事のトラックバック

| HOME |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。