うろおぼえ立ち読み雑記

週間漫画雑誌等を立ち読みして、気になる作品についてのレビューなどをメインにしていますが、最近は買っているマンガのレビューの方が多いかな。マンガ以外の趣味の話もあります。

コミックチャージ休刊だそうです。

1月20日発売の号で休刊なんだそうです。ハイ。
どこで知ったかといいますと、我がのアクセス解析を見ていたら、
「コミックチャージ休刊」でアクセスされている方がおられたので、

「へっ?・・・休刊?」遅かったね。矢沢栄吉氏の「なりあがり」を
漫画化するあたりから、
「あれ?・・・何やってんの?」と思っていましたから。

創刊が2007年3月だそうで、2年目を待たずとはいえ、よくもまあ
ここまで持ちこたえたものです。

コミックチャージの創刊号を手にとって、立ち読みした後、
「買ってみよう」という気にはならなかった。だいたい、隔週発売
とはいえ、付録もなんか付いていた創刊号自体、売れ残り返本
されていた数は凄かったんじゃないかな。

本屋でもコンビニでも、売れ残って返本率が高い不人気雑誌は、
2回目、3回目には受注数がゴッソリ減るのは当然。

僕が見たあるコンビニではヤンマガよりちょっと少なめ、でも
ビック・コミックやスピリッツよりも多い冊数で置かれていたものだが、
2号が出るまでなかなかはけないコミックチャージは、ただ場所を
占領しているだけに過ぎなかった。

まあ、昨今の金融危機による不況の影響が出版界にも・・・という
解釈もあるが、それは違うな。

有名作家陣を揃えようが、何しようが、既存の小説を原作に付ける
にしても、時代の流れ潮流に合わないならば、見向きもされない。
そんなものだ。文脈をおさえず、文法が間違っていたら、読者には
受け取るすべがないのだから・・・。

ぼくが語るよりは読む方が早いね。
今回の角川側の失敗など、昔からある事で今に始まった事ではない。
岡田斗司夫氏の著作「オタク学入門」を読むと解かりやすい。

Ⅳー「粋」の眼~Ⅳー3 美少女キャラの文脈から
文脈を押さえる。

Ⅵー「通」の眼~Ⅵー1 少年マンガ国盗物語 


この辺りが今回の件では一番参考になる文面だと思いました。

角川書店ではありませんが、一読お勧めいたします。もちろん、
他の記事もひじょうに得心する内容であります。
アニメ、マンガ、映画・・・おおよそサブカルチャー
に手を染めている方々には必読の本です。


オタク学入門オタク学入門
(1996/05)
岡田 斗司夫

商品詳細を見る


下が再販で、富野由悠季監督との対談が巻末に収録されています。

オタク学入門 (新潮文庫 (お-71-1))オタク学入門 (新潮文庫 (お-71-1))
(2008/04/25)
岡田斗司夫

商品詳細を見る


そういえば、完結をみていない作品の行方はどうなるのか?
角川側も新たな受け皿になる雑誌を刊行するめどは立っていない
と思うのだが・・・。




我がブログでも一度コミックチャージ連載作品についてコメントを
書いたことはあった。
「壬生義士伝」原作:浅田次郎 漫画:ながやす巧

壬生義士伝 (1) (KADOKAWA CHARGE COMICS 20-1)壬生義士伝 (1) (KADOKAWA CHARGE COMICS 20-1)
(2008/05/02)
浅田 次郎ながやす 巧

商品詳細を見る


壬生義士伝 (2) (KADOKAWA CHARGE COMICS 20-2)壬生義士伝 (2) (KADOKAWA CHARGE COMICS 20-2)
(2008/09/05)
浅田 次郎ながやす 巧

商品詳細を見る


「壬生義士伝」をコミック作品として描くのであれば、池上遼一先生か、
ながやす巧先生しか思いつかないな、とは常々考えていたから、まさに
この漫画化は的を得ていた。しかし、掲載すべき雑誌を間違えているな、
と思いつつ、うまくすればコミックチャージの柱になるべき連載になり、
購買読者層が増える事を期待した。

それは、角川側の思惑ともいえる。1回目の序章以前の掲載、
吉村寛一郎が、冬の大阪の南部屋敷にたどり着いた場面からの作品を
読んだが、まさに圧巻であった。と、コメントを寄せた覚えもある。

そして、壬生義士伝以外の作品群に目を通すと・・・
「あかん。1作品のために買う程の雑誌やない」
と、思って雑誌を置いてしまった。コミックス発売待ちだと判断したが、
初掲載作品のページ数と、進行状況を考えるとコミックス発刊巻数が
10巻以上になる事はまず予想できた。ながやす巧先生の丁寧な作画
進行ならば、おそらく6~8年くらいはかかるかもしれない。

掲載雑誌が隔週刊行で、コンビニでもほとんどお目にかからず、書店でも
扱っている冊数は竹書房の月刊4コマ専門誌並程度・・・。
早くもコミックチャージの行く末に暗雲立ち込める雰囲気はあった。

角川初の青年誌部門を託したコミックチャージも、刊行する時期がもっと
早ければこんな事にはならなかったかもしれない。でも、まあ、それは
すでに「 if 」ものでしかないのだが・・・。

講談社の「モーニング・ツー」や「good!アフタヌーン」は角川と比較すべき
対象ではないとは、誰もが納得するところ。「good!アフタヌーン」に関しては
未だ「アフタヌーン増刊号」を見ているような気もするが、まだ2号目だから
やむを得ない。しかし、これは増刊号としての攻め方ではない、明らかに
新連載陣の中にこの誌面で柱となり、核になってもらいたい作家をぶつけた
人選である。
一応、こけないための保険のために、アフタヌーン、イブニング、モーニングから
強力なベテランや中堅どころの作家陣も組んで参加しているが、アフタヌーン読者
の取り込み以外に、他社で活躍する作家を紹介しつつ、他社で活躍する作家
目当ての読者を呼び込む、いわば、1誌のみの売り上げにこだわる事ではなく、
他社のマンガも読もうという「読者の裾野を広げる」事も配慮されていると、僕は
深読みしてしまった。

この方法だと、マンガ界全体の底上げになり、勢力を強める効果が少なくても
期待できる。いわば1誌のみ一人勝ち状況だと、この先のマンガ界衰退も
懸念されるという事でしょう。だいたい、1誌しか読まないマンガ好きというのは、
少ないはずで、だいたい複数のマンガ雑誌に目を通しているものですから。



それにしても、「壬生義士伝」の掲載先が決まらない事には続きが読めない
わけで、一応、ながやす巧先生は描き溜めをしていると思います。講談社か、
小学館になるでしょうね。集英社の可能性は低いですから。

どう考えても、ビッグ・コミック系なんですよね。

「岳~みんなの山」「釣りバカ日誌」「あぶさん」「壬生義士伝」「あんドーナッツ」
「蔵人」「ゴルゴ13」「玄米先生」「黄昏流星群」・・・etc.
ほら、違和感無いじゃないですか。




スポンサーサイト

テーマ:マンガ - ジャンル:アニメ・コミック

マンガ | コメント:0 | トラックバック:0 |
<<週マガ初登場!福満しげゆき作「東村山あたりの夕日」~8号 | HOME | 「good!アフタヌーン#2」~飯田響也が表紙だ!!>>

この記事のコメント

コメントの投稿















コメント非公開の場合はチェック

この記事のトラックバック

| HOME |