うろおぼえ立ち読み雑記

週間漫画雑誌等を立ち読みして、気になる作品についてのレビューなどをメインにしていますが、最近は買っているマンガのレビューの方が多いかな。マンガ以外の趣味の話もあります。

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なあみんなカラスヤサトシを読もうじゃないか・・・「御緩漫玉日記」桜玉吉:著作

いや(笑)別に進んで読まなくてもいいんですがね。
この前「カラスヤサトシ」のコミックス1巻について、少し触れましたが、
アクセス解析なぞ覗いてみると・・・

誰も、「カラスヤサトシ」で検索する

方が居られないようです(笑)

こいつは笑った。( °▽ °)



スクリーントーンを使わないマンガは探せば割といるのだが、
たまたま中古で入手した桜玉吉氏の著作「御緩漫玉日記」
がなかなかの力作(笑)コミックビームを根城に活躍されている
のは承知していたが、ビームコミックスを入手したのはこれが
初めてのこと。新刊だと高いから、というのが手を出さなかった
という理由。





現在のこの大不況時、コミックス1冊に1000~1200円を出す
事も渋られる時代。新刊で1000円は切る価格だがこれから先、
大丈夫なのか?中古物件の伊豆の家を1800万円で購入した
経緯が冒頭で語られるのだが・・・。

でもまあ、2005年度刊行の品だから、この文面はふさわしくない
かもしれない。

マイナーな画風でしかも自分自身の日常をネタに切り売りしても、
ヤッパリ一部の好事家にはたまらない玉吉ワールドは私情、詩情、
劣情がタップリのギャグ随筆マンガだ。


御緩漫玉日記 (1) (Beam comix)御緩漫玉日記 (1) (Beam comix)
(2005/01/31)
桜 玉吉

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噂には聞いていた桜玉吉氏。実は一時期、月刊アフタヌーンで4コマ
作品を描いていた時があった。「なあゲームをやろうじゃないか」という
タイトルで、ゲームを紹介する1コーナーでこじんまりと連載していたのである。
この4コマ作品が好評で、ストーリー形式のショートマンガの連載が
始まった。たしかタイトルを短くして「なげやり」とかなんとか言ったような。
ちょっと、忘れてしまいましたね。

まあ・・・なにゆえ桜玉吉氏を引き合いに出したかというと、この人の絵柄は
正直なところ「汚い」。
字も汚いけれど、何故か読みやすい。
枠線なぞフリーハンドの筆描きでグネグネしている。
けれど、内容がアホなのに「味わい深い」事に惹きつけられて読んでしまう。
(いや・・・なんというか、その作家の中からにじみ出るなにかを感じる)


でも・・・














基本的に絵が上手い作家なんですね。







汚いけれど・・・。




旧知の友人であり、長年のアシスタントが離れ、ちょっと優秀ではない
アシスタントの代わり、マンガ専門学校から派遣されてきた女の娘が
なかなか優秀で、しかも可愛いから、玉吉氏も可愛く描いてしまう所が
なかなかにくい(笑)。

ほんとに、アシスタントの娘が可愛く描かれているので、これは読者も
読んでいて楽しめる。こういうところで差が出ているような気がしてね・・・。
自分ネタ、自分卑下、自虐ネタを展開させている作家は総じて、こういう
スポットで「女性」を上手に、うまく可愛く、美しく、たまにはエロチックに
描いているわけなのだが・・・


カラスヤサトシ氏にはそれが無い。














無いな。華がない。

毎度余計なお世話になるかもしれないのに、こんな事を書いては失礼なのだが、
これは・・・ちょっと、今後厳しくなるのではないか。
画力がほんとに無いかもしれないが、訓練次第では・・・いや、無理かな・・・。
画力が成長するリミットって、ある程度各個人に定められているような気がする。
12~20歳くらいまでなら、物凄く上手くなれる事は確かにあるけれど・・・。

30歳を越したら・・・どうなんだろう。ぼくも、自分が描ける技術能力はある程度
覚悟してはいるけれど、絵の上手さ以外でゆくならば、画面構成力、いわゆる
「見せ方」を工夫する事によって絵の下手さをカバーできるものと考えています。
そのあたりは経験と積み重ねなんでしょうね。

カラスヤサトシ先生には今後、慢心して調子に乗らず足元をみつめて、
なにかしらのマンガのワザを極めてもらいたいところです。いや、一応ワザは
ありますね。今後はプラスアルファも考えてもらわないと・・・。

*)先月購入した竹書房の4コマ作家が「卒業」をテーマに各自1本づつ4コマ
作品を披露されていましたが、カラスヤサトシ先生のペンギンを使ったネタが
最高に「つまらなかった」です。手を抜きすぎです。いい訳無用で評判下げて
いますよ。注意してもらいたいですね・・・。

カラスヤサトシ 2 (2) (アフタヌーンKC)カラスヤサトシ 2 (2) (アフタヌーンKC)
(2007/04/23)
カラスヤ サトシ

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内容にはあまり触れませんでしたが、「御緩漫玉日記」は良い買い物をしたと
思っています。なかなかこういう味わいはメジャー誌にはありませんから。














自身を妖怪のように描き、ベタ塗りの陰影を強調する画面。
全体的な雰囲気は平成の「つげ義春」というくらいの詩情
があっていいですね。

画面は汚いけれど(笑)。
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