うろおぼえ立ち読み雑記

週間漫画雑誌等を立ち読みして、気になる作品についてのレビューなどをメインにしていますが、最近は買っているマンガのレビューの方が多いかな。マンガ以外の趣味の話もあります。

「アイアムアヒーロー」~お~い矢島、ここは現実なのかぁ

今週のスピリッツはおそらくは40号?(手元にナイので・・・)週末になって
しまいました。先週はてっこさんのアパートの玄関口、外でのたちまわり。
首を負傷した新聞配達の兄ちゃんが、英雄に襲いかかろうとするのをてっこ
さんが阻止。

てっこさんの室内に入って、便所で小用をたしながら、矢島に声をかけます。
・・・矢島君はでてきません。妄想ではなく現実らしい・・・。
テレビを点けると、どこもかしこもニュースばかり。ヘリコプターで六本木上空
を空撮するテレビクルー。

あちらこちらに煙が立ち上り、都下一帯で暴徒化した都民が暴れているようだ。
自衛隊も出動し、暴動鎮圧が行われている・・・と空撮テレビ中継をしている
テレビクルーのうち、カメラマンが突如マイクを持って実況するアナウンサーを
襲うシーンで暗転。(カメラマンが飛び掛って噛み付く前に何が起こったのか?)

ニュース報道をする側も尋常ではないようす。
各局、非常事態放映中で、総理大臣も厚生労働大臣も襲われて死んだとか?
月曜発売前に衆院選が行われ民主圧倒、自民大敗を喫した事を暗示するかの
ごとく、タイムリーな展開に気付いた読者も多く、苦笑された方も多いでしょう。
(まあ・・・選挙前の下馬評でも野党300議席越えの話題はあったので、2~3週
前に描かれたとしても予言とかそういう超常現象的な事はない・・・)


漫然とテレビニュースをながめ、チャンネルザッピングしていくと、魔女っ子的
アニメ放送が映り、

「ハハハ・・・さすが12ch」にも苦笑。

湾岸戦争勃発時、NHKから全ての民放各局が特別報道番組を横並びに放送
していたのに、12chだけ何故かアニメ番組を放送していた話題を示唆する内容。

=(よその国で起こっている出来事であり、我々には直接的な痛みや被害は少ない)

そういう逃避行動というか、無かった事にしたい事なのか・・・12chが各局に合わせて
特別報道番組を放映しようものならば、それは「本物の危機」という認識を与える。


~この赤線の話が昔、同雑誌の「気まぐれコンセプト」でネタになっていました。
そういう記憶はあります。

気まぐれコンセプト クロニクル気まぐれコンセプト クロニクル
(2007/01/20)
ホイチョイ・プロダクションズ

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アイアムアヒーロー:てっこの部屋で英雄の漫画論~独り言_512

12chの魔女っ子アニメを観ながら独り言。
アシスタント先の仕事場でも、マンガ論や、ロックとかを語り出す英雄くんの
独り言。真面目にもっともらしい言葉を語る行為は、掲示板やこんなブログで
独自語りをしている第三者に向けての言葉かな。作者側の皮肉みたいなもの
もふくまれているのだろう。

でも、それは、周りが色々言って、語って、叫んでいる行為を止めろという事でも
なかろう。なにかしら行動、行為、制作し提供する側は、それを享受する側の声
をどこかで受け止めなければならない。
そういう作品を提供される側に対してのメッセージは・・・

「まあ・・・勝手に解釈してくれ」

「まだ、手の内は見せないよ。ザマーミロ(笑)」

ってことなのかなぁ(笑)。勝手に考え解釈するしかないからね。
で、今週号では英雄くんの妄想上の後輩「矢島」が登場したけれど?

アイアムアヒーロー:矢島~てっこの部屋で:2~わかってるでしょ?_512


アイアムアヒーロー:矢島~てっこの部屋で:1_512


連載1回目、まあ~当然第1話でもあらぬところから出現する矢島くん。
この後輩矢島くんは一体何?と初めから思っていた。妄想上の「後輩」
となっているらしいが・・・いや、どう解釈すべきなのか?
久々の登場では

「すでにてっこさんは、死んでいるという事を、わかっているハズでしょ?」
「死体が暴れているだけですよ」

それを現実として受け止めろと矢島君は英雄に忠告するけれど、

「・・・大丈夫ですよ。これは全部先輩の妄想ですから~」と、

「妄想」という言葉を残す。

さあ・・・マンガはフィクションだ。マンガ内で起きている事は現実ではない。
今日の東京の街に出てみたら、そんな事件は何処にも起きていない。
暴徒化した都民が暴れて、都下の治安が劇的にわるくなり、総理大臣、
厚生労働大臣が殺された事実もない。

てっこさんも死体のようで、生きているようで、背負うと重さを感じ、髪を引っ
張られ、耳を手を噛まれたら痛かった。現実だ~妄想だ~フィクションだ~、
さあ・・・どこに自分の現実を感じて受け止めるべきなのか。
英雄くんが居るべき立ち位置は何処なのか。そういう事なのかなぁ・・・。

困った。

わかりません。


まだまだ判らない事ばかり。矢島くんも今回登場した姿は幽霊のようだしね。
クリクリ目玉でドンくさい感じの矢島くんではなかった。














「アイアムアヒーロー」の謎?














わかんねぇから面白い。

ではダメなのか?







不安定な現実と、安心できない不安を煽る作品といったところかな?
今のぼくの気持ちとしては・・・。
今の社会情勢にふさわしいところもあるような気もする。

読者を惑わしながら、読み手を引き込み、絡めとるとは、前作「ボーイズ・・・」
以上に腕を上げたような気もする。さすが花沢健吾氏。


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