うろおぼえ立ち読み雑記

週間漫画雑誌等を立ち読みして、気になる作品についてのレビューなどをメインにしていますが、最近は買っているマンガのレビューの方が多いかな。マンガ以外の趣味の話もあります。

「武士道シックスティーン」なぞ、読んでみた~読了

いつ買ったんだっけ?・・・と、盆休みの最中、約60~70cmほどに積み
上げられたマンガ雑誌、コミックス、釣り関係、エロ本、新書等々の山が、部屋
のあちこちにそびえ立ち、資料という名の「切り抜き待ち」グラビア付き雑誌など
の間に挟まれてあった某書店のカバー付き文庫の1冊がコレでした。

小説やコミックス等を購入する際は、だいたい大まかな下調べをするもの。
コミックスに関しては、すでに連載中から知っているのを改めて纏めて読むか、
前評判をリサーチしてからの購入になりますが、小説等、文章の場合は立ち読みで
パラパラと拾い読みしてからの購入になります。

たまに、歴史的名作・・・という事で、「挑戦」という名のもとに近代文学を読む事
などもありますが、基本、立ち読みで文体、文章を確認して自分に適合するかどうか
を確かめてから購入します。昨今の小説の文庫本も高価になっていますから、そこ
のところは慎重です。

マンガの場合、買いだめして「読まなかった」事はありませんが、小説の場合は
買ったけれど「読まなかった」という作品は、本棚にそっと鎮座されています。
その辺の差は、御理解いただけると思います。

さて、この「武士道シックスティーン」なる作品。小説自体が話題となったのは、
ちょっと前、3~4年前だそうで、そういえば、土曜日の某FMラジオ番組にて、
椎名誠氏の友人、本の雑誌編集者の目黒孝二氏(名前、あってますか?)が、この
作品が「面白い!」と推薦している話を聴いて、興味を持った事が始まりです。

ちょっとあいだを置いて、愛読雑誌「月刊アフタヌーン」で連載が始まった辺りで
思い出したかのように、小説の文庫化を待ってからの購入でした。


宮本武蔵を心の師とする剣道エリートの磯山香織は、中学最後の大会で、無名の
選手、早苗に負けてしまう。敗北の悔しさを片時も忘れられない香織と、勝利に
こだわらない早苗。相反する二人が、同じ高校に進学し、剣道部で再開を果たす
が・・・。青春を剣道にかける女子二人の傑作エンターテイメント。



文庫本の裏表紙にある解説をやや変えて書きましたが、大体こんなもんです。
磯山さん、早苗ちゃんの二人の視点から語られる文体は、演劇っぽくて面白いです。
昔からあるスポーツ根性モノ路線よりは、今時の「緩い」部分と「かたくなさ」を、
程よい加減に混ぜ合わせた青春スポーツマンガ、いや、小説ですね。

小説が、マンガっぽいというのは、面白く楽しいですね。

人生の軽さと重さをヒラヒラとなでながら、結構響く言葉も書かれているのがいい。
人生に勝ち負けはあっても、そのステージに留まるか、降りるのかは、その人次第。
嫌ならば、さっさとそのステージから降りられるが、好きであれば、勝ち負け関係
無く、そのステージに立ち続けたい。

って言うような内容の台詞にはうなづいたね。ダメでも、立ちたい、立っていたい
ステージはあるだろう。10~20歳代よりも、35歳以上のおっさん世代が読んで、
チカラをもらえる小説だよ。


400ページ弱のやや厚めの文庫ですが、結構サクサク読めるのでお勧めします。
冒頭40ページを盆休み前に、チョロチョロと読んで、昨日の昼頃から一気読みで
読了ですわ。久しぶりに小説を読みました。結構、爽快です(笑)

脳内で、磯山さんは誰?早苗ちゃんは?う~むマドンナっぽい河合さんは?
早苗の姉は誰かなぁ~などと、勝手にキャスティングして、楽しんだり(笑)
え?皆さん、普通に、脳内キャスティングしますよね?

まああ・・・いいか。

武士道シックスティーン (文春文庫)武士道シックスティーン (文春文庫)
(2010/02/10)
誉田 哲也

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マンガの方を先に知っていたので、読んでいる最中は、下のキャラ絵を脳内で
動かしつつ、「実写なら誰を!?」と、読みながら脳内変換。磯山さんは短髪
のイメージでいくと・・・かな?という女優はいるが、早苗ちゃんは・・・・
誰にする?といったあんばい。

ツインテールのこの下のキャラが、どうにも、イメージが合致し過ぎてどうにも
想像できません。というか、テレビをあまり観ていないので、無理があるという
のもありますが・・・。



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マンガと小説、どちらが面白いか!!というと、甲乙つけたくないです。
どちらも、表現のあり方を最も良い状態で発揮していますから、どちらも良いです。

文字だらけは嫌・・・ならば、マンガを。原作を読みたいなら小説を。
どちらも損はしないかと思います。



あと、マーガッレット版で別の方がマンガで描いているようですが、そちらは未読
ですので、割愛させていただきます。

ちなみに、アフタヌーン版で描かれている作画の方は、前回、同誌上で「しおんの王」
という美少女棋士(聾唖のヒロイン)の将棋マンガを描かれた方です。
一応、念のため・・・。


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