うろおぼえ立ち読み雑記

週間漫画雑誌等を立ち読みして、気になる作品についてのレビューなどをメインにしていますが、最近は買っているマンガのレビューの方が多いかな。マンガ以外の趣味の話もあります。

「バクマン」10巻&アニメも放映っと・・・。

「バクマン」10巻は亜城木夢叶の「タント」終了後、「PCP」の連載獲得までの
道のりを描いた内容。岩瀬さんが服部さんに色目を向けて、色仕掛けなどを仕掛けたり、
静河流くんの「True human」がジャンプの邪道作品として連載されたり、色々あって
担当変更で、港浦さんから服部さんになり、亜城木夢叶と再度仕事をする事になったり
するという第10巻。

「若人よ、漫画家を目指すならジャンプを目指せ!!」・・・とかなんとか、思わず
こんな安易なキャッチコピーを想起させる「バクマン」は、「ジャンプに有能な人材
を集めるためのプロパガンダ・マンガ」などと揶揄された連載当初の雑音を消し去る
ような勢いをみせて、テンション高めで掲載される内容は刺激的で面白い。

連載を追って読むほどに、

「漫画家って、ホントに色んな事と

戦っているのを思い知らされる」


と、かつて読んできた島本和彦先生の「燃えよペン」「吼えよペン」を思い出させる。

創作とは戦いである。

ぬるくて優しい業界じゃない。それを思い知る内容なのに、絵もまともに描けない、
話を作れない無謀な漫画家志望の若者が「漫画家になりたい」と欲する現象がある
みたいです。


「バクマン」をみて漫画家を目指すのはいいが、これはあくまでもジャンプという
雑誌内で巻き起こる亜城木夢叶の奮戦記。まだ恵まれた環境下での悪戦苦闘ぶりを
描いた作品で、陽の目を見ない作家がいる現実は避けられている。

マンガ、イラストの仕事をしつつ、別にアルバイトをしている漫画家の友人を
知っているし、漫画家デビューし、コミックスも出したが、その後主婦業に勤しみ、
マンガから遠ざかっている先輩は、「そろそろ持ち込みとかしないと・・・」と、
奮闘中だ。


そして、結局、この2人は貧乏してでも、「マンガが描けるなら本望」
「イラストでも、絵で仕事ができるならOK」と、好きでやっているし、
続けるための覚悟はしている。


原稿料だけで、コミックス化もされないマンガを描く作家。ネタに苦しみ、酒に
溺れてアル中になる作家。精神崩壊して心を病む作家。昔は人気作家だったが、
仕事が減って気が付けば業界から干された作家・・・。


浮き沈みのある業界で、「新人はまず3年、生き残る事を考えろ」という話を
どこかできいた。1~3年目で消える作家も多いという不安定なマンガ業界。
絵も下手すぎて、話も作れない若者が、「0」からスタートして果たして漫画家
になり生き残れるのか?

そして続ける覚悟はあるのか?

結局、覚悟して諦めなかった人が、生き残る世界なのではないかとオレは思う。


漫画家を目指して「0」から始める人達は、とりあえず腹を括って、覚悟を決めて、
人生を賭けて挑む心意気で頑張っていくしかないよね。

バクマン。 10 (ジャンプコミックス)バクマン。 10 (ジャンプコミックス)
(2010/10/04)
小畑 健

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「バクマン」って、ある意味、罪作りな作品だよな・・・と苦笑してしまう。


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テーマ:マンガ - ジャンル:アニメ・コミック

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