うろおぼえ立ち読み雑記

週間漫画雑誌等を立ち読みして、気になる作品についてのレビューなどをメインにしていますが、最近は買っているマンガのレビューの方が多いかな。マンガ以外の趣味の話もあります。

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劇場用アニメ「マルドゥック・スクランブル~圧縮」を観てきた(上映最終日)

2010年11月6日公開で、全国5ヶ所のみの上映ってことで諦めていたのですが、
時期を外して東北でも上映されましたね。宮城県ではMOVIX仙台・長町のみです
けれど、2月4日が上映最終日になっており、平日の金曜日で、早番でしたので仕事
帰りに家とはあさっての方向の長町へ向かいました。

上映期間は3週間。短いなぁ・・・。もし富谷町や古川、塩釜辺りの県北での上映なら
遠すぎるので諦めていましたよ。でもまあ、長町でよかった。平日大人1800円でも
払ってもいいという覚悟で行けば、特別上映で1200円という事でにわかに喜びました。

が、1200円とは、それなりに理由があったのですね。上映時間があまりにも短かった。
アニメ雑誌など読まないし、別の情報を事前にチェックしていなかったので、最後のシーン
で思わず







「えっ!?」



これで第1部は終わりなの???






と、しばらく呆然としつつエンドロールを眺め、本田美奈子のアメイジング・グレイスを
聴いていました。最後になんかアルのかな?という思いで観ていたら・・・そのまま終了。

食い足りない感じがしたな・・・。






で、内容については色々短く簡潔にまとめなくてはならないので、早足で、急ぎ足で展開
し、転がり込むように、第1部圧縮の壮絶、凄惨な銃撃戦、バトル展開に飛び込んでゆく。
なんだか、色々なディテールをカットしまくったんだろうなぁ、話が早すぎて、小説を読ま
なかった人には勧められないし、読んでいない人には解からない箇所が所々点在している
ように思える。

最後の銃撃戦で、バロットの弾丸がボイルドに当たらない理由(設定)とか、畜産業者と
呼ばれる変態殺人集団、殺し屋さん達の特殊な性癖とその風貌についてのキャラ設定など。
なんで、身体中に目が付いているのか、オッパイを身体中に付けたり、手のひらに女性の
生殖器を付けていたり、指や、頭髪を集めるのかという経緯など、物語としては知らなく
てもいいかもしれないが、「ポン!」と登場して、「うわっ!!」と驚くだけでは見る側
は不安になるかもしれない。・・・ならないかな?

でも、まあ~いいかな。どうせ、第1部の「圧縮」でも、文庫版小説のラストでは悲惨な
死に様をさらすのだから。気持ち悪い変態殺し屋軍団が、ルーン・バロットの手玉に取ら
れてあっけなく殺されてしまうからな。









以下、ネタバレというか、小説のおおまかな流れ。


マルドゥック・スクランブル The 1st Compression 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)マルドゥック・スクランブル The 1st Compression 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)
(2010/10/08)
冲方 丁

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指や手が欠損して失業し、絶望していた父親に12歳ぐらいの頃に性交渉させられて、
何回目かの性交渉の場面を兄に見られ、兄は逆上して父を銃殺。母は薬物中毒で施設
送り、兄は刑務所へ。残されたバロットは未成年の売春婦として働き、日々おのれの
感情を殺して殻に閉じこもる生活をおくる。売春宿のガサ入れでバロットは捕まり、
他の女達と留置所に一時いたとき、カジノを経営するシェル・セプティノスがふらり
と現れて、バロットの身元を引き受ける提案をだし、バロットは保護され、市民登録
をされ養子縁組をする段取りにまで至るが、シェルのやっている事をちょっと調べて
みた事がばれて、車ごと焼き殺されかける。

ドクター・イースターと万能超兵器ウフコックの手により救出され、マルドゥック・
スクランブルO9が発令され、禁じられた科学技術によって焼かれた皮膚や髪などを
再生され、ルーン・バロットは新たな能力を身につけて生き返る。

シェルは以前にもバロットぐらいの年齢の家出娘を保護し、いずれもその後、行方不明
や自殺で存在を消されるが、関わった少女達の記憶は毎回、こめかみ辺りに埋め込まれた
インプラントを、脳外科での施術により意図的に交換、もしくは書き換えて記憶の一部を
消去してきた。そして、焼かれた少女達の遺灰を集め、人工ブルーダイヤモンドにして
指輪にするという猟奇的趣味には戦慄する。

シェルはマルドゥック・シティを牛耳る大手製薬会社オクトーバー社の傘下にあるカジノ
を経営し、またオクトーバー社のマネーロンダリングの仲介役をする男だ。ドクターイー
スター、ウフコック・ペンティーノの敵になるの、はそのシェルとオクトーバー社、そして
シェルにつく委任事件担当官ディムズデイル・ボイルドもその1人である。


ようするに、シェルの悪事を暴き、企業福祉の名の元に欠陥だらけの技術を市民に提供し
続けたオクトーバー社と戦うために、ルーン・バロットはドクターやウフコックに協力して
法律上でも、物理的攻撃に対しても「生きてゆくため」に戦わなければならない事になった。




簡単にまとめるとこうかな?


エアカーでシェルに連れられて、車ごと焼き殺されかけたルーン・バロットが、
ドクターとウフコックに助けられて、シェル対バロットの法廷に立って証言し、
次の法廷が行われる前に、ボイルドに雇われた変態殺し屋軍団の畜産業者
がバロット達のアジトを襲撃する。

が、能力を開花させたバロットの手により次々と倒されてゆく。
「こいつらでは無理」だと判断したボイルドが自ら殺し屋の真打として登場し、
バロットを急襲。銃にターンしていたウフコックを乱用しすぎたために、銃が
正常に機能しなくなった。ゆっくりと確実に襲い掛かるボイルド。
恐怖に足がすくむ少女バロット。さあ!!これからどうなる!!



といったところで第1部は幕・・・。


色々端折ってはいるものの、映画の流れと小説の流れはほぼ同じ。原作に忠実であると
いえるとおもう。

バロットの頭の中で言葉が韻を踏む歌も印象的な使われ方をされていた。

ばか野郎、クズ・・・
(フーリッシュ、トラッシュ・・・)
ばか野郎、クズ、めちゃくちゃ、ちくしょう・・・
(フーリッシュ、トラッシュ、ハッシュ、ガッシュ・・・)
灰、金、腐った卵、生理、ぶん殴る、潰す・・・
(アッシュ、キャッシュ、ジョッシュ、フィッシュ、バッシュ、マッシュ・・・)


脚本も作者の冲方丁さんが担当したそうなので、原作者介入なら、そりゃそうか。
原作に沿って作られるわけですね。







映画終了したあと、来場していた人達は俺のように1人で来ている人が多かった。
あとは友達連れとかの少人数での来場のようす。アニメファンというよりは冲方丁
ファン?そりより昔ながらのSFファンっぽい方も居たなぁ・・・。

あの人達、以前似たようなSF原作の映画を観た時に劇場で見たような気がする。
相手も同じように思っているかもしれませんが(笑)。「スカイクロラ」とかね・・・。

帰りに友達同士の会話というのをきいていると・・・というか、聞こえたのネ。

「フルCGアニメの・・・」「3DCGアニメが・・・」

「・・・がぽしゃったのが惜しい」

「あの長さを纏めると、映画の尺ではこうするしかなかったんでしょう」

などなど、あとで調べてみたらGONZOでOVAかなにかの企画でこの
「マルドゥック・スクランブル」のアニメ化が進行していたらしいですね。
知らなかった。まあ、それほど事情通、情報通でもない一般市民ですから、
その辺の落ち度は勘弁願いたい。

声優の配役が決定されていて、ウフコックだけ声優が決まっていなかった段階で、
GONZOの公式発表でこの作品のアニメ化は中止中断が決定したとかなんとか。
赤字負債が16億円とかなんとかでは、資金繰りがうまくいかなかったってこと
なのでしょう。

それでも、なんとかアニメ化されたのは喜ぶべき事なのでしょうね。



最後に一言。



なんだか、映像があんまり良いとはおもわなかった。そう感じたのは、映像全体に
意図的にフィルターをかけたような見え方になり、動画サイトで80年代TVアニメ
を観ているような映像の、画質の粗さを感じました。もっと、クリアな映像でみせる
事ができると思うのに、あれはわざと古く見えるように画像を加工していたのでしょう
か。その辺の事情はちょっと判っていませんので、すいません。

観てきた人達で、誉める人達は映像が素晴らしいというのですが、どうも、その辺は
個人的にすっきりしません。

あと、原作者がOKなんだから、いいのでしょうが、ボイルドはもっと厳ついイメージ
で、誰もが短髪グレーの髪に2mの巨躯といえば、ターミネーター1作目のシュワちゃん
を思うはずなのに、グレーの長髪を一部後ろに縛って、前髪タラリというのは、ちょっと
違った。無駄にマッチョなイメージの戦闘マシーンの風貌よりは「死に神」っぽい。


あ!そうか、死神のイメージか!


だったら、やたらと口径のでかいハンドガンよりは刀が似合いそうだな。

あ・・・ビバップにスパイクの宿敵(名称ド忘れ)で登場したあいつみたいじゃん(笑)。

え?バロット?・・・うん。まあ・・・イメージを崩してはいないと思います。
他のキャラも同様です。


以上

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