うろおぼえ立ち読み雑記

週間漫画雑誌等を立ち読みして、気になる作品についてのレビューなどをメインにしていますが、最近は買っているマンガのレビューの方が多いかな。マンガ以外の趣味の話もあります。

「水域」漆原友紀~下巻

本日の昼食後に自室で仰向けに寝転がって「水域」の下巻を読み始めるのだが、
冒頭の第7話水合(みずあい)の章を読み進めるうちに泣けてきた・・・。
連載当初は感動を噛み締めるぐらいで、堪えることができたが、涙が頬を伝う。
この状態で第8話深淵に入り、昏睡状態が続く千波を前に、母和澄と祖母清子の
回想シーンで祖父の竜巳と清子が滝壺に行き、龍の玉を滝壺に返す辺りの台詞を
噛み締めて再度、涙が溢れた。

アフタ掲載時もこのシーンで泣いた記憶が蘇り、なんとも苦しく切ない気持ちに
なってしまったまま第9話湖底へと続き、所々で目頭が熱くなり、号泣とまでは
いかないにしろ、頬を伝う涙を拭っては、流れ落ちる涙に心なしか戸惑い、驚き、
何かに掴まれてしまった気分を味わい読み終えた。




水域(下) (アフタヌーンKC)水域(下) (アフタヌーンKC)
(2011/01/21)
漆原 友紀

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ヒロイン千波が夢の中で、知らないけれど懐かしい村で出会った澄夫の話を和澄
にした事で物語は転がる。千波の母親、祖母の原点、ダムに沈んだ村と、祖父母
の息子である澄夫を中心に添え、村に伝わる龍神様の昔話を鍵にして、夢の村と
現在とを繋ぐ「人の想い」が紡いだ物語に読了後しばし余韻に浸る。

お涙頂戴の悲しくて泣ける話というのではなく、この作品で流す涙は「よかった」
「また会えた」といった希望の涙の類いであるのが琴線に触れたのだろうか。

これが感動するってことなんでしょう。

最後に漆原友紀先生の真摯な作品創りに敬意を表したい。




おおげさな事をいうと、年末の「このマンガが凄い~2011年版男編」でこの
「水域」上下巻が上位10位以内に入らないならば、もう「このマンガ~」なんて
参考にしないし、信用しません。
(福満先生のように首を吊るとか、自殺するなど言いませんよ)



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テーマ:マンガ - ジャンル:アニメ・コミック

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