「剣客商売スペシャル・女用心棒」観たいのは大滝秀治!!2006-06-17 Sat 00:17 久しぶりに時代劇を観る。このシリーズ、最近は特番でしか放映されないのが残念だ。 「剣客商売」は連続ドラマでやっていたのに、時代劇の視聴率が悪いから制作する本数が減らされたそうで、民放では「水戸黄門」くらいの作品くらいしか生き残る事ができなかったそうだ。 それはさておき、今回の話も番頭の陰謀や山崎屋の跡継ぎ問題や恋愛騒動とかが絡まった話は特番ならでは。 続きを読む 秋山小兵衛・大治郎親子を主人公に今回の副主人公は山崎屋の隠居役の大滝秀治が秀逸。 「大滝さんが藤田まことに絡むのならば、これを観ない事には目覚めが悪い」今週は早番のためずっと4時起きが続いていた、20~21時頃は一番眠くなる。しかもアルコールも入っているからなおさらである。 W杯よりも大滝秀治である。 ちょっと居眠りをしたため冒頭の部分を観逃してしまった。 しかし、新聞のラテ欄でおおまかな荒筋を読み、だいたい見当をつけながら番組を観ても大丈夫なのが時代劇のいいところ。 田沼の殿様と将棋を指している場面から観ていたが、僕は楽しめたし飽きもせずに細部の映像を楽しんだ。 藤田まことは時代劇の人だ。僕らの世代では「必殺」が刷り込まれているから余計に、藤田まことの殺陣が観たいし楽しみにしている。 対する大滝秀治も大好きな俳優だ。関根勤のモノマネしか知らない人がいたら本当に可哀想な事である。 藤田まことの演技も目線の決めとかが決まっていて格好いいけれど、 それ以上に大滝秀治の演技の細かさにはほとほと感心してしまう。 カメラを引いて顔が小さくなっても狼狽する表情を造って演技しているところは流石です。しかもやや逆光気味なのに・・・! (三冬が用心棒の務めをやめると言い出して、座敷で相談するシーンのところです) その他にも大滝秀治の所作に感心しながら番組を観ていました。 最後はめでたく大団円で終わるのも予想通り。 シリーズ中は逆恨みされて、復讐される話もありましたね。 伊藤三矢(名前はうろおぼえ)が兄貴(小雨坊とか言われた)と結託して秋山親子を襲うのだが、返り討ちにあう話とか・・・。 原作の池波正太郎先生の作品は本屋で常に平置きされていたので、気にはしていたのですが読むまでには至らず、「剣客商売」を契機に買ってみました。勿論「剣客商売」です。 読んでみるとなかなか面白くドラマとのギャップもそれ程はないです。 あと、ドラマと連動企画なのか、ドラマ以前にすでにあったのか、 マンガ化されている「剣客商売」も読みました。 コンビニ売りの総集編のようです。 「ゴルゴ13」のさいとう先生なので時代劇物はバッチリです。 時代劇は劇画タッチが良く似合う。迫力があるし斬られている感じも生生しいのがいい。 スポンサーサイト
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