うろおぼえ立ち読み雑記

週間漫画雑誌等を立ち読みして、気になる作品についてのレビューなどをメインにしていますが、最近は買っているマンガのレビューの方が多いかな。マンガ以外の趣味の話もあります。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |

「草子ブックガイド」~玉川重機・・・こういう作品が埋もれてゆくのはイカンと思う

先日購入した「草子ブックガイド」を読みました。第1話はモーニングで読んだ
覚えがあるのですが、とりあえず作品の導入部なのでジックリと絵を眺めつつ堪能。

「ああ・・・マンガって素晴らしい」

と、言いたくなるけれど、この作品は「読書のススメ」的な色合いの強い内容。

「ああ・・・本って素晴らしい」

とならなければいけないところか。


雑誌掲載時にはちょっと飛ばしたかもしれない説明的な台詞も拾って読むと、そんな
に難しい事は描かれていない。むしろ古書への興味もわく。最近の翻訳ではない本の
旧訳での解釈、読ませ方の違いで本というのはこうも変化するのかというのも想像
できる。

おそらくモーニング・ツーに掲載されたであろう草子の学校の国語教師と司書を兼任
する女教師(名前忘却)が、「もっと今の生徒達にも本に興味を持ってもらいたい」
という事で苦悩し、草子と青永遠屋の縁からブックトークに至る回もなかなか面白かった。


後半、草子の離婚した母が残した「山月記」や「山家集」に関するエピソードは最近
既読した覚えがあるので、味読なのですが、どれも「本っていいな・・・」という流れ
になっていて、また、生きるってなんだろう?などと色々考えてしまい、ふと自分の
今のポジションを見て考えてみると、また考えてしまいます。

「オレはまだ、何者でもない、何もして無い・・・」

などとやや卑屈になってしまうのは、この作品が鏡のように思えるからなのか。


読書はしないけれどマンガならちょっとは読む。そういう人に勧めてもこの作品には
エンタメ性はないので勧め難いです。読書好きで最近、読書量が減ったという人には
小さな起爆性はあるかもしれない。まあ・・・個人的感想をいうならば、

久しぶりに読書したような・・・でも、コレってマンガなのにね。

という感覚。僕は絵の方も色々と眺めて考えてしまいますから、こういう事になる
のかなぁ・・・。


草子ブックガイド(1) (モーニングKC)草子ブックガイド(1) (モーニングKC)
(2011/09/23)
玉川 重機

商品詳細を見る



配本数が少ない書店が多いと思います。

が、書店員さんがまずは読んで、無理にでも配本数を増やしていくべきかと思います。

この作品はもっと認知されるべきコミックスだと考えるのですが・・・。



スポンサーサイト

テーマ:漫画 - ジャンル:アニメ・コミック

マンガ | コメント:0 | トラックバック:0 |
<<「APPLE SEED ⅩⅢ」コミック版~アフタヌーン12月号から新連載!? | HOME | 今月はちょっと買いすぎた感アリのコミックス類「サヤビト」とか、配本数少なすぎ!!>>

この記事のコメント

コメントの投稿















コメント非公開の場合はチェック

この記事のトラックバック

| HOME |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。