うろおぼえ立ち読み雑記

週間漫画雑誌等を立ち読みして、気になる作品についてのレビューなどをメインにしていますが、最近は買っているマンガのレビューの方が多いかな。マンガ以外の趣味の話もあります。

羽海野チカ原画展行ってきました~14日、仙台三越へ

月曜日は釣りに行くつもりでいたのでお盆休み中なら14~15日のどちらか
しかなかった。15日で終了と開催期間が短かったので14日に行けてよかった。
正直なところ、仙台三越は当然仙台市内の繁華な場所ゆえ、交通手段が車しか
ないならば駐車場がね・・・お金かかる。

でも、こういう時にケチっていてはダメだ。朝、10時までにうまい具合に三越
近辺に来れた。三越の近所の駐車場に停めて、まずは三越に急いで行きトイレへ
直行。実は漏れそうで、やばかった(笑)走行中のコーヒーが効いてしまった
のか?

定禅寺通り側の別館に入ってしまったので、5階の本館に向かう通路で本館へ。
三越には場違いな貧乏人ゆえ、陳列されている商品はどれもこれも高そうに
見えて三越こわい。神戸に居た時もこのての百貨店はびびってあまり利用し
なかった。

7階の会場に行けば入り口付近は閑散としているので、来場者が少ないのかと
思い、600円を払って入れば何やら狭い仕切りの通路の先には人が列をなして
いる。しかもなんだか動く様子がない。

「変だ!!」展覧会とか、そういう所には見る順序はあるけれど、行列を守って
観るものじゃないだろうと、直ぐに行列から離れて、最初の展示物はスルーした。
だって、作品ではなく、羽海野さんのこれまでリリースしたコミックス群や、
マンガ以外の出版物の紹介で、商品を並べているのだから、そこは飛ばしていい
はず。コミックは持ってるしね。

次の展示物は同業者や、声優さん、今の連載の関係で将棋界からやミュージシャン
などなどのサイン、イラストありの応援色紙がズラッと並んでいた。これもサッと
眺める程度でいいじゃないか。みんなそこで止まる。ザッと眺めて、人垣が少なく
なってから観直したら、関智一さんや三浦健太郎先生の色紙で吹き出し、一条ゆかり
大先生の色紙にはびびった。イラストでメンチ切ってはるから・・・。

あずまきよひこ先生の色紙は笑った。「羽海野先生ごめんなさい!」と謝罪して
あり、一瞬なんのことかと思いきや、直ぐに思い出して笑ったしだい。そのモトネタ
は「3月のライオン」の巻末オマケマンガにあり、父ちゃんのパンツの柄と、あかり
さんのワンピースの柄が同じ柄(トーン)であったというネタがモトネタで、後々
、ネーム段階のこのパンツネタが展示されており、そこでも笑い吹き出してしまった(笑)

「はちみつ&クローバー」「3月のライオン」をベースに生原稿、ヌイグルミ、
身の回り品や、作画資料の写真、カラーイラスト、あとはネタなのか、参考資料
なのか・・・竹本君の自転車、紅茶ポットに被せる毛糸のぷっくんや、リカさんの
事務所を眺めながら真山が飲み干した缶コーヒーの空き缶(ネタだろうね)、川本
さんの爺さんの店のお菓子、千駄ヶ谷や、桐山君の住む地域の地図、仕事道具・・・
色々あって面白かった。

「はちくろ」に関しては番外編というか、本編終了後のスピンオフ作品の生原稿が
お祝い、応援色紙の後に続いていたので、そこで読みながら進む人達が足を止める
ので、行列が続いたのだが、俺の目の前で生原稿を眺める方々は低身長の女性が
多かったので、難なく彼女らの頭越しに原稿を眺め観ていた。

最初の作品は一平さんの見合い話で、これは掲載誌を偶然見ることができて知って
いたのだが、2作目は見逃した。というか、その時のコーラスは近辺では全て売り
切れてしまい読む事叶わなかったのである。で、読めてよかった。内容は野宮と山田
さんに言及する話で、野宮さんが押し捲る話(笑)この回も爆笑モノで、つい笑って
しまった。

で、だいたい笑っているのがオレだけなんだよなぁ・・・。笑っちゃダメって事は
ないと思うのだが・・・、笑うと周囲の視線が「何?あのひと?」的光線を浴びせて
くる。もっと笑ってもいいんじゃないかと俺は思う。マンガなんだから、


羽海野作品なんだから、

笑いと涙はセットでしょ?



小さなカットイラストが多く、B4サイズ以下のカラーイラストが多い中、一番
大きかったのは「エデンの東」のハードカバーの装丁用イラストが思いのほか
でかかった。サイズ的にはB2ぐらいかな?縦長のイラストで、アレなら足元の
海浜地区の工場っぽいところも細部まで描けるってわけだ。

まあ・・・当然、全て生描き。アナログ作業の賜物。全仕事、手作業だらけなので
色々作業工程を想像しながら原稿を見るのも面白い。夜のシーンとかで、時々灯り
を象徴するような絵は実はこうだった~とか、背景を分担しているので切り張り
しているのが判ったりとか、色々見えて面白い。

他の作家さんで、原稿をコマで鋏を入れて切り、後で後ろからガムテープで止める
手法も訊いた事があるが、羽海野先生の場合、別紙に描いてそれを切って貼る方式
だった。

カラーイラストはペン入れ有り無しで随分雰囲気がかわる。花とか星とか、ああいう
キラキラしたものはやはり女性は好きだし苦にもならずに描けるのだろうか、そういう
装飾的なことが苦手な自分には参考になるイラストが多い。細部にまでこだわる
描写のイラストも楽しそうである。

現在連載中の「3月のライオン」を用いて、ネームのブラッシュアップの工程を
見せる企画もなかなか興味深い。拓山あるセリフをドンドン削って、コマも足したり
引いたりしながら下描き前までに持っていく間の労力を想像すると漫画家の凄さ
を感じる。(この辺りや、ネームだけのコーナーは人は少なめ)

ヤングアニマルの付録になったイラストの原画とか、そういうものはやはり感慨
深く、ひなちゃんのイラストとかちょっとキラキラして「おおっ!!」っとなった
りして・・・(笑)

十分堪能できました。物販コーナーでは眺めただけで、購入したものはなかった
けれど、複製原画の版画はホントに原画の複製で色の再現も大変よくしかも安価
なのでちょっと欲しくなった。(2~4万円ぐらいです)羽海野先生直筆サイン
も入っていた版画は各100枚のみ。

ちなみにカラーイラストの紙はアルシュを使用していたので、版画もそれなのかなぁ?
(アルシュは高価な水彩紙ゆえ、中高生には手が出しくいと思う)
水彩絵の具はターナー製でしたね。筆は未確認です。カラーイラスト用に自分の
使う色にあわせて色見本とか作っていました。その辺はスピード命の漫画家として
のプロの対応なんだろうなぁ・・・。


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でかかったですよ。


3月のライオン 3 (ジェッツコミックス)3月のライオン 3 (ジェッツコミックス)
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この原画がわりと好きです。YAのA4ファイルのオマケも持ってますけど・・・。

ハチミツとクローバー 9 (クイーンズコミックス―コーラス)ハチミツとクローバー 9 (クイーンズコミックス―コーラス)
(2006/07/14)
羽海野 チカ

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そういえばこのイラストもでかかった。

3月のライオン 2 (ジェッツコミックス)3月のライオン 2 (ジェッツコミックス)
(2008/11/28)
羽海野 チカ

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このひなちゃんが、もうキラキラしてた(笑)

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このイラストは細部を見ると楽しかった(笑)


掲載予告とか、そいう小さなイラスト仕事も丁寧な仕事ぶりがみられて、
プロの仕事はさすがだと言わざるえない。イラスト仕事の中でも迫力が
あったのは「3月のライオン」には多かった。

新連載開始の予告イラスト、桐山零君のシリアスな表情のイラストは迫力
あったし、島田八段が表紙を飾ったイラストも重厚で迫力があった。



色々勉強になった原画展であります。




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テーマ:漫画 - ジャンル:アニメ・コミック

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